3(3/4)-シャンプーとひみつと編んだ髪…-
###
「~♡」「ふんふんふん~」
今はお風呂上がり。
ユウタはボクの髪を、
ドライヤーという電化製品で、乾かしてくれています……
そうしながら……
( むふ~、♡/////“ぼでぃたっち”、
ボクは、ボクからユウタに、
きょうもさり気なく、やっていますっ//////
ボクは、ユウタのとなりや、そばにいるのが特等席っっ//////)
ぴと、っと。
( そうだっ、
こっそりだけど、異能のちからを頼ってみよう。
ボク、の、こと、
ユウタは…どうおもって…//////)
▼恋愛感情・とくに、なし
〜?!
それなら、範囲を大きくとって、
なにか、ボクに、執着とか!?
そういうのが、そういうのが…あれば…
▼下心・なし
う、ぅぁ〜ん、…
!
そうだっ!
アリエスタへの好感度をみてみようっ!
むふ~、んっ♡!
あの空色髪女が、ボクへの好感度と愛情より、高いはずのわけが、あるはずが……
▽ 多少 ある。
「ユウタぁぁぁあああ…………!」「どうした急に」
わかってないよぉ、
ボク、ボクは、ユウタのいちばんのたいせつに、なりたいよぉっ、
ボク、ユウタのお役立ちに、なれてますかっ…?
…今は、
抱きしめてくれている…状態ではなく、
あぐらをかいたユウタの足の上に、ボクがおしりで座っている、そんな状態です。
“ちょっち、足を組み替えたい所かなー”
あぅ、わかりました……
一旦退いて、ユウタが足を組み替えたら、また載って…
「ふぃ~、どっこいしょぉっ……いつも敏いなぁ。
あんがとな、ルー!」
「へぅぅ……」
「どうした???」
ユウタっ…
ボクは続けて、気持ちを、読み取ろうとします。
…ルーよ、
おまえさん、俺の考えてること気づいたりするの、
かなり正確やね?…
「ふぇっ?!!」
びびーん、! と。
「あ、あわわ……」
「うん…?」
「あ、あの、ぁの、あの……その……」
……ルーは、悩みに悩み、呻吟した後……
「……話したいことが、あります…」