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赤いバラが、止まらない。

赤いバラには『情熱』や『愛情』、『熱烈な恋』という花言葉があります。

まぁ、結構イメージ通りっていうか、そのまんまだねって感じですね。

なんて言ってみたけど・・・



ほんとに大丈夫だったのかなっ!?



いや、いいわけないでしょ!学校の、しかも生徒会室で!あ、今は在校部部室なのかな?


いやいや、そんなことはどうでもいい!そんなところで男女が二人きり・・・しかもエロゲーしようだなんて・・・!



おかしいに決まってるっ・・・!



今すぐにでもやめて・・・


「あ、あの先輩・・・?あの~、言っておいて何なんですけど、やっぱり別のことに・・・」


「き、桔梗さん・・・」


「・・・はい?」


「ぼ、僕・・・は、恥ずかしいから、その・・・僕の代わりにゲーム選んでくれない・・・?」

「はい、喜んで。」


うおぉぉおおおぉぉおぉお!


何っ!?あんなに顔赤くして!照れてるの?照れてるんだよね?!かわい過ぎだろ!

しかもあんなにもじもじしちゃって・・・おとなしい妹の思春期かっ!

しかもそんな光景が私のすぐ目の前で・・・!


うん。こういう時間も・・・悪くないね。



さて、と。


じゃあここはひとつ先輩後輩ネタのもので先輩の気持ちを高めて、その後は欲望の赴くままに・・・


ぐへへ・・・そこまでいってしまえばあとはもう私が優しくリードしてあげて・・・ってあれ?



数えきれないほどのゲームパッケージ。


そのどれを見てもパッケージに描かれているのは女、女、女・・・


机に置いてあるソフトも。

棚に収納されているものも。

地面にされているものもすべて。



女同士でイチャイチャしているものばかり。



・・・っ!あの女やりやがった・・・!


「ここにあるゲーム全部百合じゃねーか!」


「へっ?!な、なに?どうしたの桔梗さん?」


「あ、あぁ・・・いえ別に・・・」



っくそ!何考えてるんですか黒木先輩!こんなんじゃ水蓮先輩とイチャコラできないじゃないですか!


・・・たぶん、私にレズ教の信者になれってことなのかな。


いや、いいよ?レズって結構華やかに見えちゃったりするし?汚さみたいなの全然感じないし?見ていて眼福っ!って感じするし?



でもそれとリアルは違うんですよっ!


私は普通の恋がしてみたいんです!夢見てたんです、こういう感じ!


好きな人と放課後二人きりで!なんか一緒に作業しちゃったりして!いろいろ話しちゃったりして!


それで、告白失敗しちゃったりして!なんかエロゲーする流れになっちゃったりして!・・・


いや、後半は違うけど・・・とにかくっ!私は普通に男の人が好きなんです!先輩の考えを押し付けないでください!


ハァ、ハァ・・・



「どうしたの桔梗さん・・・?顔、ちょっと赤いみたいだけど?」

「え?」


先輩!?か、顔近いですっ!


さ、さっきまで恥ずかしいからって言って違うところ見てたから意識してなかったけど・・・そういえばさっきまで一緒にゲーム選びしてたんだった・・・


改めて近くで見てみると、めちゃくちゃ肌キレイ・・・しかも白いから恥ずかしがってるのがすぐわかる。


うわっ・・・まつ毛もすごく長い。ほんとにお人形って感じ・・・・・・



「んっ・・・」



え・・・?!先輩、そんな急に・・・背伸びなんかしちゃって――――――――


も、もしかしてキ、キス・・・?!



「き、桔梗、さん・・・僕、それ取りたいんだけど届かなくて・・・ごめんけど代わりに取ってくれないかな?」

「あ、はい。」


まぁ、ですよねぇ~~~~。


「これがどうしたんですか?百合ものみたいですけど・・・もしかして先輩の―――」

「ち、違うよっ!この前ゆーちゃんがこれをオススメしてくれたんだけど、僕一人じゃなかなか・・・だから、桔梗さんと一緒にできたらなって。」


「水蓮先輩・・・わかりました。やりましょう。」











「き、桔梗・・・さん?あ、の・・・」


先輩の吐息。


熱を帯びていく声。


やわらかい肌。





私は今、先輩を押し倒している。

最近本当に書き方が雑になってきたかなって感じます。

というか、書き方がわからない?というかんじですかね・・・

まぁ、頑張りますが、もし書き方変だったときは、ほんとに申し訳ないです。

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