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私が私であること  作者: 雛田ケイコ
4/4

3話



我が家はゴミ屋敷だった






片付けが出来ないのか嫌いなのかいつも家はぐちゃぐちゃだった




食卓には食べたものもそのままだったから夏はよくウジがわいたりもしてた






小学校高学年になった私に新しい仕事が与えられた




そう、掃除だ








その時から兄が学校にあまり行かなくなった




私も真似してほとんど休んだ




その為に掃除という仕事が与えられた




自分にも非があるので何も思わなかった






中学校にあがっても仕事はそのまま続いていた。




食器洗いとたまに夕飯の準備が増えただけ


料理作るのが嫌いな母だったので休日は外食は多かった気がする





私は父の影響で料理は好きだった


中学生で家事をこなせるようになっていたのでその点は母に感謝している。








今思えば父がいない時といる時の私への対応は違ってた




優しかった




叱られることはあったけどボコボコにされることはなかった






暴力




暴力で母は私を支配していた





外に放り出されることはよくあること


母の機嫌を損ねるとすぐ殴られ叩かれ蹴られ物を投げつけられた



中学生の頃は竹刀でボコボコにされたこともある



理由は私が部活に行かなかったから




殴られてもいらない子だと言われても母の機嫌がいい時、私が文句も言わず家事をこなし母の言うことをちゃんといい子に聞いてた時は優しくしてくれたからいい子だったら愛してもらえるいらない子じゃないと思いそれに応えようと頑張った




でも私がいない時に兄や妹に


「あいつがいない時はいつも平和」


「本当に産まなかったら良かった。殺したい」


って愚痴ってたから頑張っても無駄なんだなと中学の時思った




中2で父と母が離婚した




施設に行くかと言う話になったけど母について行くことになった




父には新しい人が出来たから父のところには行けなかった




今まで住んでいた場所を離れ新しい土地で新しい生活が始まる








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