La CIA 5
バディを組んで議事堂敷地内へ侵入、その際PMCの使っていたタクティカルAKを拾い上げ弾倉をトレードした、ダットサイト付きは魅力的だったが他人の銃は信用ならないので本体を投げ捨てる。それと同時に政治家どもが奥から溢れ出してきたため脇に逃れてやり過ごす
「こいつら普段はノロノロしてるくせによぅ……」
『火事場の馬鹿力ってやつっすよ、アフリカの子供相手にすんのと訳が違う』
衆院玄関から突入し、カーペットを荒らしながら左右の安全を確認。総理がまだいるとして、殺しにかかるなら行き先は議員控え室、廊下を突き進んで階段を駆け上がる
まず2階、荒らされた様子はない。続いて3階、廊下のプランターが倒れているが、政治家どもが室内に避難した際のものと思われる。控え室はどれも鍵をかけられエクストリーム引きこもり会場と化していた
「あいつどこいった?間違えて参院でもいっちゃった?」
『ちょっと待って、今周波数教えてもらったから。……えー、衆院本会議場で喧騒、1階から警備員が2人向かう』
毎日毎日小学生みたいに醜い野次飛ばしあってるあそこかと理解し、まず階段をひとつ降りる。議事堂のメイン会場だ、会議場に繋がるドアはとてもわかりやすかった
「警備員の武装は?」
『状況わかってんなら拳銃くらいは持ってるだろうけど、まぁそれまででしょうね』
つまり彼らは中国人と相対した瞬間に死ぬ運命にあるという認識でいいらしい。複数あるドアのうち一番近いものへ駆け寄り、まずマリアンが右に張り付く。目を合わせて準備完了を確認、ドアを解放しマリアンを侵入させ、次いで自らも会議場内へ
「中央!」
議長席の前あたりに仰向けで倒れるおっさんとライフル持った野郎がいた。M27が発砲を開始するも高そうな机に穴を開けるに留まり、反撃を避けるためこちらも散開、顔を上げた頃には議長席後方のドアを破壊しいなくなっていた。残ったのは胸を押さえて倒れ伏すおっさん
「駄目か!どうだ!」
「腹部に22口径弾を1発、右胸にもう1発。だが意識がある」
「よっしゃ、マリアンは警備員と合流、総理大臣閣下を後退させて。ジェラルドくん、奴はどこに逃げた?」
『食堂で怪しい動きあり。周囲は警察とSATが固め出した、もう外には出れねーですよ』
ドアのなくなった通路を通って会議場から脱出する。議長室前を右に曲がって食堂へ
『やめてくださいよ組み伏せられてチョメチョメとか』
「ありえねえっつーの!!」
ドアを蹴っ飛ばす、AKをフルオートにセット、内部にいた人影へ全弾ぶち込みを開始する。が、トリガー引きっぱなしをやるには弾の威力がいささか強すぎた
「らぁっ!!」
下に潜りこんできた男へ弾切れAKを叩きつけM4クローンが戦線離脱、AKもハンドガードを掴まれ飛んでいく。中国人は胸のナイフを引き抜いて。対抗するべくM9ハンドガンを手にかける
眼前で金属音、ナイフは突き刺さる直前に弾き飛ばされた。そのまま2発トリガー、命中無し
「ぐ……!」
鳩尾に重いのを喰らった
『あーこりゃエロシーン突入だわ。はい良い子のみんなー、今すぐブラウザ閉じてー』
アホの声を聞きながら床に倒れ伏す。肘を立てて上体を起こしM9を探すも、相棒は既に野郎の手中
「ナインたん……」
「アメリカ人は銃に名前を付けるのか?」
「いや私ただの原宿ガールですし……」
「原宿ガールはそんなに色白じゃない、ライフルも使いこなさない」
ごもっとも
「先に地獄行ってろよ、運が悪けりゃまた会える」
M9の銃口が向く、トリガーに指がかかる
発砲直前
「あばよヤンキーガール…………つぅ!?」
ラジコンが窓ガラスを突き破ってご登場なされた
「なんだ…!!」
RQー11レイヴン、さっきからジェラルドが操縦している翼幅2m重力2kgのラジコン飛行機である。そいつはまっすぐ中国人に突っ込んで全力体当たりをかました、全速約100km/h、死ぬほど痛い
「地獄には…!」
M9をひっ掴む
「ちぃ!!」
奪還
「1人で行けぇ!!」
銃声
「…………死んだ?」
『いや見えない』
主翼のもげたレイヴンを拾い上げカメラを向ける。足でつついて、動かないのを確認
『死んでる』
「……疲れた、帰ろう」
窓の外に警官を確認、手を動かして突入を指示。直後、ありとあらゆる出入り口から部隊が突入してきた
『残念ながら、まだ休めねーですよ』
「………………ごめん、なんだって?」
AKを拾い上げ、バレルが歪んでる、投げ捨てた
外に出て、Fー15の舞う空を見上げ
『”敵”は宣戦布告した』




