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書く習慣  作者: たぬぐん
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お題「ただいま、夏」

小学生低学年の時、我が家の門限は17時だった。


秋に入り、紅葉すら枯葉に変わる季節には、17時にはほぼ日が落ちてしまう。

さすがに小学校に入って間もない子供に夜道は危ないし、私自身も一人で暗闇を歩くのは恐ろしかった。


だが、夏は日が長い。

18時を過ぎても、なお夕日が街を照らす。


スマホも腕時計も持っていない、公園の真ん中にそびえ立つ時計だけが時間を支配していたあの頃。


遊びに夢中で時計を見ることを忘れ、陽の明るさだけを頼りに遊んでいた時、私はふと時計を見た。

17時30分を既に回っていた時には、背筋が凍りついた。あの感覚は今でもよく覚えている。


そして同じ事を毎年何度も繰り返す。

高学年になった時には、18時を過ぎて帰宅した日もあった。あの時は、まるで盗みでも働いてしまったかのような罪悪感に苛まれながら帰路に着いたものだ。


これもある種、夏の風物詩だろうか。

またこの季節がやってきた。


ただいま、夏


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