表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
書く習慣  作者: たぬぐん
11/12

お題「真夏の記憶」

小学生の夏休みは6回あったはずなのに、あまり具体的な記憶が無い。


一日日記も付けていたのに、〇年生の夏休みにこんなことがあった、と思い出せない。


あまり衝撃的な出来事が無かったのだろか。


それもあるだろうが、自分の学年や年齢を強く意識する理由があまり無かったのではないかと思う。


一年生から五年生までは常に上の学年がいるし、あまり責任感というのも生まれない。

多少責任が芽生えるのは、最上級の六年生になった時ぐらいだろうか。確かに六年生の時に起きた事は、割と覚えている気がする。


あとは中学以降は、自分の進路など未来を考える事が増えたり、思春期特有の刺激を受ける日々が多かったのが、関係しているのかもしれない。


小学生の頃は、宿題を終わらせればいいだけの夏休みがずっと続くものだと思っていた。

気づけば夏休み中の部活や補修、受験勉強。


年齢を重ねる程に、やらなければいけない事が増えていった気がする。


気の赴くままに過ごしていたあの頃に戻りたいと思う事もあるが、今の生活を捨て去ってまで戻りたいかと聞かれると、そうでもない。


覚えていなくとも、あの夏の記憶は、今の私の糧に確かになっているはずだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ