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あなたからのできごと

作者: Soraきた

あなたのそばで恋を語っていたかった

当然のように

あなたは

その恋の欠片かけらも知ることなく

だけど、少しは気づいていたのかな


『好きです』

その気持ちの飾り付けは

大げさなものでなく、

寂しさをブレンドした涙も

あなたの前では

あまり見せないでいた

気づいてくれても

わたしには、

あなたの気持ちを真正面から

受けることさえ、

できないでしょう


まだ、これから夏が始まるというのに

遠ざかる想い出ばかり

わたしの周りに残しておいても

さみしさに負けてしまうね


あなたのそばで

この恋をずっと語っていたかった

いざというとき、

この恋の主人公は

じつは、わたしではなく

友達の恋だと

嘘をつく準備をしてみたり

あなたのそばで

一度だけ、

これがわたしの恋です、と

伝えたことがあったっけ


わたしは、

冗談は言わないよ

真面目な話だよ、と

あなたに言っても

本気にしなかったような

も一度、聞き直してもらえたら

良かったかな・・

そのときは、ちゃんと

あなたの真正面から

言える準備が

できていたから









読んでいただき、ありがとうございました

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