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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

異世界の大魔王様、乙女ゲーの悪役令嬢に転生す

作者:ハーメルンホイッスル
大魔王ドヴァーと勇者達との決着が付こうとしていた。
勇者は、満身創痍ながらも最後の力を振り絞り、聖剣を振り上げドヴァーに向かって走り出した。
ドヴァーも真の姿となり勇者達と戦っていたが、今ではボロボロな姿であった。
互いに最後の一撃を与えようとしたが、大魔王ドヴァーの敗北で決着が付いた。その時、大魔王ドヴァーは、お決まりのセリフを吐きながらこう考えていた。

「ああ…これで終わりか…あのゲームトロコンしたかったな‥‥」

灰となって消えて行く時、ドヴァーの耳に不思議な声が聞こえた。

「《ケケケ!それ!面白いな!やって見ろよ!》」

ドヴァーは薄れゆく意識の中で、その声の主を探したが見つからず、完全に灰となってしまった。

だが、ドヴァーは再び目を覚ます事が出来た。が…何か様子がおかしい…

ドヴァーは、よくよく周りを確認してみると、勇者達が来る前までに遊んでいたゲームの世界だと気づいた。更には、そのゲームに出ていた悪役令嬢に転生したのだと理解した。

何故、とドヴァーは考えるも解を得ることは出来ず、ため息を吐いた後、気持ちを切り替えた。

「いずれ解るだろう。なれば、楽しもうではないか!今度こそ、トロフィーをコンプリートしてやろうぞ!」

そうして悪役令嬢エメロードとなったドヴァーは、自分の記憶を頼りに攻略チャートを製作していった。
チャート0
2022/01/23 21:12
チャート1
2022/02/01 00:00
チャート2
2022/02/11 14:40
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