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転生×転生×転生   作者: umito
4/5

《4》

着ていたドレスなどを売って資金にし、田舎町で小さな庭付き一軒家を購入。

指輪がかなり高く売れた時はあの王子に感謝しましたわ!


元々孤児院育ちの為、貴族にも顔を知られていないし、お城と魔法学校の関係者しか私の顔は知られてないようだったので周りから変な目で見られる事もなかった。

私は珍しい白魔法が使えるのだが、白魔法なんて使ってたらすぐに貴族に目をつけられる。

それは避けたい。


そしてここで何をするかというと託児所を開くこと!

前世では保育士をしていたし、この国では7歳からの学校しかないのでちょっとした子どもの預りがきっと必要な人もいるはず。

絶対に成功させてみます!!


ーーーーーーーーーーーーーーー


託児所をはじめて1ヶ月。

最初は子どもを預けるって事に抵抗をもつ方が多く、不信に思われていたが少しずつ利用する人が増えてきた。

お迎えに来た時にその子の様子を伝え、一日過ごした様子を連絡帳がわりに手紙として渡していたら、こんなめんどくさい事をわざわざ記録してくれるなんて!と噂になったみたい。

前世では当たり前にしていた事がこの国ではとても丁寧な行動と評価されたのだ。

保育士してて良かった。

どの世界でも子どもの可愛さは変わらず毎日癒されている。


1日3人まで。お昼のお弁当をお願いし、3歳から6歳の子を預かるようにしてるのだが、もう2週間予約でいっぱい。

日本と違い、保育園、幼稚園が無いため集団生活に慣れない子達を預かるのは不安だったが、それなりに約束も守ってくれる子達ばかりだ。

このまま順調に行けばいいな!

ふふふ。毎日が充実してる〜!




町娘ライフ2ヶ月目!

貴族の方からの利用も増えてきた。

お茶会の間だけお願いなどの利用がほとんどだが、短時間でも貴族様はお金をそれなりチップとしてくれるからすごくありがたい!

自分達のメイドに見せてたらいいのに、物珍しいのと例のお手紙が嬉しいらしい。


「明日は3人兄弟が来る日ね。この雨は明日まで続きそうだし、お庭では遊べないわね、何して遊ばせようかしら」


‘ コンコンコンコン’


こんな時間に誰かしら?しかも外は大雨。

もう21時過ぎてるのに。


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