幸せの定義 あとがき
あとがきです。
本編とは関係ありません。
お世話になっております。八重と申します。
まずは、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。自分で読み返しても、自己満足だなと思うようなこの小説を、もし最後まで読んで、あとがきまで目を通して下さっている方に心から感謝を申し上げます。
さて、あとがきということで、ここからはネタバレ満載でお送り致します。未読の方はブラウザバックを推奨致します。
まずは、個人的な感想を少し述べさせていただきます。まあ、酷い出来ですよね。特に最初の方は本当に酷い。私は何を思って健太郎という謎キャラを作り出したのだろうか。
初投稿とはいえ、構成の雑さが目立ちすぎですね。気が向いたら一度プロットから書き直そうかと思っています。
改めて読み返してみると、橙子と美優、亮太と美弥子、それぞれの兄弟のシーンをもう少し入れるべきだったなと思います。特に、橙子と美優の関係性は結構気に入っているのでもっと書けばよかった。ちなみにですが、橙子さんは重度のシスコンです。
さて、話は変わりますが、私がこの小説を書くきっかけになったのは、武田綾乃様の著書である「響けユーフォニアム 波乱の第二楽章」及び、当書の映画化作品である「リズと青い鳥」という作品です。
これらの作中に出てくる、「リズと青い鳥」という童話の中で、最後にリズがとった行動についての自分の考えを本作に込めたつもりです。
リズは、本作の美優と同じように、愛する人の幸せを想って離別の道を選択します。しかし、私はそれがしっくりこなかったのです。なぜなら、幸せというものは定義がなく、その度合いを目で見て測れるものではなく、まして数値として現れるものではありません。
だから私は思うのです。別れるか、一緒にいるかでどっちが幸せか明確に判断できないのだから、一緒にいればいい、と。
まあ、綺麗事だと言われればそれまでですけど。それに、これに関して明確な答えはありませんので、何が正しいと考えるかは人それぞれです。
さて、もう一つ、この作品における、裏テーマとして描きたかった事があります。それは、幸せになる方法というものです。
幸せになる方法は、誰かの幸せを踏みにじることです。
これは、私の勝手な考えなのですが、ある人が幸せになる時、その反対で必ず傷つく人間がいると思うのです。
わかりやすい例として、裁判があります。基本的に裁判というものはどちらかが勝利して、幸福を勝ち取り、どちらかが負けて、不幸になる、というのが普通です。双方円満な解決となる裁判など、稀でしょう。
しかし、厄介なことに幸せになった人にとって幸せになるための行為は正義です。
他人から見てどんなに卑劣な行為でも、その人から見れば正義に他なりません。
美優や亮太に感情移入しているであろう読者の皆様にとっては、白川晶子とのシーンは痛快なものだったでしょう。しかし、これがもう少し白川親子についての描写が入っているとどうでしょうか。おそらく、白川側に感情移入してしまい、亮太の行為に首を傾げる人もでてくるのではないでしょうか。(話の本質が変わってしまうので描きませんでしたが)
まあ、そんなこと考えたって仕方がないのですけどね。
何が書きたいのかわからなくなってきましたので、ここらでおしまいにしましょう。
ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
では。




