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影武者な僕  作者: 大木鈴
プロローグ
4/42

存在価値

一卵性双生児だからか、僕達は瓜二つだけれどそろそろ限界だと思う。


男の身体と女の身体は違う当たり前の事。


今だって僕は兄になるためにいろいろつめたりしているけれど最近無理が出だした。


身長だって僕と兄は今でも5cm違う、まだごまかせるけれどまだ伸びているらしく…


僕は173cmで女性の中では高い方なのだけれど兄にはこれ以上追いつけないと思う。


胸だって大きくはないけれどあるにはある。


こんな事が出来るのも僕達の顔が中性的な顔立ちだったからなだけ


けれど、そろそろ限界だと思う。


身体的な問題もあるけれど彼女の問題。


でも僕は兄の影武者、兄に化ける事が出来なくなれば僕の存在価値がなくなる…



だから、僕は今日も兄の代わりに学校に行き友達と遊び彼女とイチャイチャしなくてはいけない…


性格破綻者の兄を…完璧超人な泡沫奏汰(うたかたかなた)を演じなくてはいけないんだ。

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