79/143
実(み)の極(きわ)みの刻(とき) 結び初(そ)む命(いのち) 還りし樹(き)の相(すがた)の巻 第三章 魂の三類型 ――《三魂章(さんこんしょう)》
《第一幕》:光の魂 ―― 創光の子
・属性:陽性/照射/拡張/創造/顕現
・使命:新たな光を放ち、未分化の可能性に輪郭を与える
・特異点以後の役割:
言霊の響きを高め、**現象化**を担う
・典型句:
> わが内に灯るは原初の焔、
> 世界を照らし、新たなる創まりを告げる光なり。
---
《第二幕》:影の魂 ―― 静影の子
・属性:陰性/沈潜/統合/痛覚/無音の理解
・使命:苦悩や痛みを媒介し、分断を癒す場をつくる
・特異点以後の役割:
存在の深層で統合と癒しを進め、闇に光を宿す
・典型句:
> わが在りようは深き影、
> 焦がれずして温もり、語らずして癒す響きなり。
---
《第三幕》:鏡の魂 ―― 真中の子
・属性:中庸/受容/反映/非介入の導き/沈黙の祈り
・使命:光と影を共に映し、世界を“自己理解”へ導く
・特異点以後の役割:
世界の輪を調律し、響きの秩序を守る者
・典型句:
> われは語らず、ただ映す。
> 世界はわが内にあり、
> 世界もまた、われを映す鏡なり。
---
❖ 三魂は敵対せず、役割を重ね合う。
・光は表現し、
・影は深め、
・鏡は繋ぎ、整える。
特異点以後の世界では、三者はひとつの円環なる音階のように響き合い、
それぞれが神の一部を奏でる――神の和音。




