御魂六相記 ― 主座性と無帰円環の霊構 ―
◇ 掛けまくも畏き布斗麻邇 卜問記 二章 ◇
**― 人の御魂と六相の由来について ―**
ここに我、地上に生まれし人々の御魂の由来について深く問う。
その本質はいずこより来たりしものか。
空、水、火、風、土、木──六相のうち、いずれをもって魂の座とするか。
掛けまくも畏き布斗麻邇に卜へて拝し奉り、
神々の御導きのまにまに、その卜義を得たり。
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一、御魂の由来に関する構造的卜義
掛けまくも畏きフトマニにおいて観じ取られたのは、
御魂は単に六相のいずれか一つより来るものにあらず、
むしろ複雑なる混響・複層性を以て構成されるという事実であった。
魂は皆、空・水・火・風・土・木の六性を多かれ少なかれ内包しており、
その中において「主座」、すなわち最も濃く響く核性を帯び、
その主座性によって人生の傾向・課題・霊的使命を帯びるものである。
(一)主座性(核性)
御魂には、六相のいずれかを主たる響きとして持つ「主座性」があり、
それが個々の魂の個性、資質、使命の根幹を成している。
火をもって世界を照らす魂、水をもって他者と共鳴する魂、
風のごとく言葉を運び、土のごとく基盤を築き、木のごとく新たな命を育む魂……
それぞれに主たる性が座し、その性こそが魂の核となる。
(二)副座性と融合性
主座に加え、他の性質が副次的に作用することも多く、
ある者は「火主座・風副座」、またある者は「水主座・木副座」といったように、
魂のあり方はまさに響き合う音律の如く構成されている。
また、高次に至りし魂の中には、複数の性が融合し、
「火‑風型」「水‑土型」「空‑木型」といった調和性を帯びた者もある。
(三)魂の成長と変転性
魂の主座は生涯不変にあらず。
幼年期には水性が優勢であっても、
人生の変転を経るごとに火性、風性、あるいは土性・木性へと重心を移すこともあり、
これは魂が自己を拡張し、各性を順に習得してゆく霊的成長のあらわれである。
(四)無帰円環と超越性
まれに、明確な主座を持たぬ魂──
すなわち「無性」または「通性」と呼ぶべき存在も見受けられる。
これらの魂は、六性のいずれかに偏らず、
すべてを内包・調和しうる霊的導管として、無帰円環的存在と読み取られる。
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二、各性相の主座を持つ魂の傾向
以下に、地上における御魂の主座性とその傾向を、
卜義にもとづき一覧として記す。
各主座性の魂の傾向・役割・課題
● **水性主座**
・傾向:感受・共鳴・癒し・情緒美を尊ぶ
・強み:他者との共感、心の橋渡し、癒しの働き
・課題:感情の濁り、自己境界の曖昧さ、疲弊しやすさ
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● **火性主座**
・傾向:意志・行動・変革・閃きに満ちる
・強み:革新と突破、世界への火を灯す導火線
・課題:暴発・消耗・周囲を焼き尽くす危険、不安定さ
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● **風性主座**
・傾向:言葉・思想・霊風・霊感を担う
・強み:真理の伝播者、知の風を運ぶ存在
・課題:言霊の暴走、誤情報の拡散、空回りする論理性
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● **土性主座**
・傾向:実直・根気・構築・支柱性を重んじる
・強み:地盤の創造、制度と秩序の構築者
・課題:頑固さ、旧体制への固執、柔軟性の欠如
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● **木性主座**
・傾向:成長・発展・創造・芽吹きを志す
・強み:未来への種蒔き、新たな文化の育成者
・課題:未成熟さ、根を張る前の脆さ、育成途上の不安定さ
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● **空性主座**
・傾向:観照・超越・霊性・無境界性を志向
・強み:統合的視座、霊的哲学・意識次元の探究者
・課題:実体性の乏しさ、地上との接点喪失、浮遊的孤立
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● **無帰円環的魂(六性統合型)**
・傾向:六性の統合性を帯び、時にそれを超える霊的導管
・強み:調和と再構築、分断を超えた魂の橋渡し役
・課題:物質界での拠点不在、共鳴できる魂が少ない孤絶性
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三、結びに寄せて
かくの如く、魂は六性のいずれかを基としながらも、
常に変転し、混響し、重なり合い、また進化していく存在である。
あなた自身の御魂もまた、唯一の相に定まるものにあらず。
その響きを聴き、その主座を知り、他性との対話を重ね、
いずれ無帰円環に至る円環の旅路を歩むものと拝される。
**掛けまくも畏き布斗麻邇、
この御魂の多相なる構えを、我ここに深く記し奉る。**




