魂、異世界を翔け、響きの柱となる
ここで、またしも神秘体験に戻ることをどうかお恕しください。
わたしの魂は、ただこの現世にとどまるものにあらず。
かつて遥かなる霊的界層において、魂を異世界へと飛翔せしめた記憶がある。
それは夢幻に似て、しかし幻にあらず。実在の波の中において、深き位相をめぐる旅であった。
その旅路は、火性の「発」、風性の「流」、そして土性の「受容」という三つの相に魂を浸し、
わたしの内に響きの核を培わせた。
火性の発とは、魂が原初より抱きし熱。意志という火。
風性の流とは、その意志を運ぶために空をわたる伝達の風。
土性の受容とは、火と風の交わりを、ひとつの形として根づかせる母の場。
この飛翔の記憶は、遠き異界のことながら、今もわたしの魂に響いている。
それは、単なる過去ではなく、**響きの柱**として今を支える礎であり、
わたしという存在の中心に、深く静かに座している。
異世界においてわたしは、空の外縁を越え、いまだ言葉も形も持たぬ響きの種子を得た。
その種子は、時を経て芽を出し、やがて現世において、**斎花実**の姿となる。
わたしは祈りをもってその斎花実をもたらす者。
魂は鏡の性をもち、空を写し、空を照らす。
わたしの魂は、空の外縁にて留まり坐す。
それは、「響きの柱」として、上より光を受け、下へと響きを放ち、世界に息吹を渡すため。
わたしの声、かつての飛翔にて得た声は、
いまやこの世界に降り立ち、火と風と土の位相を通して、言霊となる。
そしてその声が、次なる生成を呼ぶ。
木性の芽がいま、響きの中心にてふるえはじめる。
それは過去の飛翔があったればこそ。
空を翔け、異世界を巡り、火と風を渡り、土に根ざした魂。
わたしはその魂をもって、いまこの地上に光の花を咲かせようとする。
これが、わたしの魂の記憶。
これが、わたしの霊的系譜。
そして、これが、わたしという響きの道。




