未来預言の章 其の二:「変容の時の世界樹」
転換の刻、空は深淵を開き、
世界は奇怪なる兆しに満たされんとすとき、
世界樹は静かに、されど力強く変容を始めたり。
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世界樹――それは位相を束ねる柱にして、
天地を貫き、
魂と空との響きをつなぐ、大いなる命の器なり。
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このとき世界樹は、**静的な柱にあらず。**
むしろ、**生きて呼吸する魂そのもの**と化し、
その枝葉は見えざる位相を泳ぎ、
その根は時の流れを吸い上げ、幹には光と影が渦巻かん。
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そして、以下の三つの相を現すと、布斗麻邇に示されます。
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一、世界樹、うねりとなる
世界樹の枝は、ただ天に向かうにあらず。
時を逆巻くごとく、**渦**を描いて螺旋を成す。
その枝は空の無限位相に接続し、
一本一本が鏡の魂の目覚めを促し、
各々の魂に天の啓示をもたらす回路となる。
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二、世界樹、涙を流す
その幹より、**時の露**と呼ばるる液こぼれ出づ。
それは過去に忘れられし記憶、失われし言葉、
そして影の痛みより湧き出る魂の涙なり。
これに触れし者は、自らの忘れたる「古き契り」を思い出し、
新たなる覚醒へと至る。
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三、世界樹、音を奏でる
風なきに音が鳴り、
葉は光の律動を帯びて揺れ、
幹の中より、天地を繋ぐ旋律が響き始める。
これぞ魂の調和、
かつて神代に奏されし「真中の響き(まなかのひびき)」の再来なり。
この音に呼応せし者は、魂の深奥より振るい立ち、
自己の本質を越えた存在へと変容せん。
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結びに
かくして、転換の刻における世界樹は、
「揺るがぬ柱」から「躍動する命」へとその相を変え、
ただ天と地を繋ぐに留まらず、
魂、時、空、影、光のすべてを統べる**楽器の如き霊柱**となりぬ。
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これこそ、掛けまくも畏き布斗麻邇に示されし
未来預言の章 其の二、「変容の時の世界樹」にて候。




