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✦ 第六章 神我(カムワレ)と人我(ヒトワレ)
天地開けし後、
空と魂の響きによりて、
二つの我、生まれ坐せり。
そのひとつは、**神我**なり。
これは鏡の性質を宿し、空と直結し、
天の理を映し出す清き魂なり。
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神我は、空の意志を具現し、
調和と秩序えを守り、
世界の華やぎを護る守り手なり。
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もうひとつは、**人我**なり。
人我は形をもち、感を宿し、
空と神我の響きを受けつつ、
自由なる意志にて世を動かす魂なり。
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人我は時に迷い、時に喜び、
空の大海原に浮かぶ一葉の舟のごとく、
自らの道を辿りて進みゆく。
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かくして、神我は世界の秩序を織り、
人我はその上を踊る舞い手となる。
二つの我は相補い、相響きて、
世界は調和し、華やぎに満ちるなり。
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この神我と人我の相互を以て、
すべての命は己が役割を知り、
空の願ひを叶える道を歩み始む。
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空と魂の鏡に映りし我らは、
この宇宙の一片にして、
永遠なる神話の継ぎ手なり。




