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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

旅行

作者: ヨモナシ

突然彼や民衆を襲った大地震。

その中20歳で生涯を終えてしまう男がいた。

電信柱の電線に触ってしまったのだ。

目覚めたのは0歳1日だった。

自分は戻って生まれ変わったのだという意識があった。

だが周りに流されてどんどんその人生を忘れていく。

9歳6ヶ月3日、溺れる。今後彼女になる無輪(むりん)に助けられる。左腕がピリピリした。

12歳10ヶ月26日、束縛された人を見かける。

15歳8ヶ月24日、学校の実験中塩酸をかぶる。傷があるのは左腕のみと軽傷になった。

16歳7ヶ月10日、無輪に告白する。彼氏と彼女の関係になる。

17歳誕生日、ある旅行先で一度も経験したことがないのにも関わらず、"経験がある"感覚を覚える。

17歳2ヶ月24日、父親没。死因は自殺。突然の浮遊感と電気の流れる感覚を覚える。

17歳5ヶ月13日、電気の実験をしている際、誤って触ってしまい、左腕の親指が動かなくなる。

20歳誕生日、彼に地震が襲う。燃える家の中、電線の向こう側に意識のない彼女がいる。


彼は触った。




なんの変哲もない日常を送る。

17歳5ヶ月13日、電気の実験をしている際、誤って触ってしまい、 20歳の死んだ瞬間を思い出す。

17歳6ヶ月4日、死にたくないを連呼するようになる。無輪は彼に「簡単にあなたは死なないよ」と執着する。

18歳??ヶ月??日、自殺をしようと試みるも、無輪に止められる。彼女は笑っていた気がする。

19歳_______精神病院入院。

19歳12ヶ月28日、退院。彼は偽って笑うようになっていた。

20歳誕生日、彼に地震が襲う。燃える家の中、電線の向こう側に意識のない彼女がいる。


彼は30*(4

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