表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/3

チンパンジーの事皆さんはどう思いますか? あ、 パ〇君はチンパンジーとして扱ちゃっただけだよ? だって彼チンパンであってチンパンでない存在だもん‼

この時期になっても蚊って生きてるんですね‼ いやぁ本当に蚊ってウザいですよね‼ まあそんな蚊に対する愚痴を言い続けたら放送規制コードに引っ掛かりそうになるので今回はこれぐらいにしておきます。

前回のあらすじ……と言いたいところだけど実際のところ前回は無駄話しかして無かったから特に話すことはないよね‼ 勿論異論は認めるよ‼ ただし僕にウ〇コを投げつけられる覚悟があるならだけどね‼

さて僕とテレシアさんの些細な幸せを壊すきっかけとなる出来事は王様からの呼び出しから始まったんだ。

王様と言えば奴隷商が僕の事を売りつけようとしていた相手で皆の中ではそれはもう最悪なイメージがないかもしれないけど実は違うよ。

この国の王様は実はとても人格者で名君と国民から慕われるとっても素敵な人なんだよ。

僕もテレシアさんから聞くまでそうとは全然思ってなかったんだけどね。

だって異世界の王様だよ? なんか異世界の王様って醜く太った豚野郎なイメージがあることない?

え? そんなのお前の頭の中だけだよだって?

うん。 そうかもしれないね。 でも君の話なんて聞いてないから。

さてそれで王様の呼び出しをくらったのは、 僕みたいなチンパンじゃなくてテレシアさんの方なんだ。

まあそれはそうだよね。 テレシアさんてこの国の中では相当大きな貴族の家のひとみたいだし、 それに買われてから知ったんだけどテレシアさんめちゃくちゃ強いんだ‼

それはもうあまりの強さにこの世界最強の人間の一角に数えられるくらいで“姫騎士”なんて呼び名がついてるくらいなんだ‼

はい。 今姫騎士と聞いてオークに凌辱される未来を考えて人。 正直に手を上げなさい。

ふむふむ以外に多いね。 全くこれだから男ってやつは嫌になるなぁ。

え? お前も男だろうって?

まあそうだけど僕が言ってるのはあくまで人間の男であってチンパンの事は指していないんだ。

それにチンパンって男って言うよりオスって呼ばれるじゃない?

だから例外なわけよ。 分かったかな諸君?

話を戻そう。 王様に呼び出しをくらったテレシアさんはそのまま何事もなくに王様のいる城に行く……

わけもなくそれはもう相当渋ったね。

あの時のテレシアさんの顔はすごかった。

何せ露骨に不機嫌そうな顔をしてたんだもん。

その様子に彼女の執事やメイドさんたちはさあ大変。

彼女を何とか城に行かせようとそれはもう必死に説得したさ。

でも彼女が首を縦に振ることは、 実は一度もなかったんだよね。

本当にあの光景は痛ましいものだったよ。

テレシアさんと一番付き合いの長い執事さん“バンさん”なんてそれはもう顔を涙でグチャグチャにして頼みこんでたんだもの。

さて賢い皆さんならもうお気づきでしょう。 テレシアさんが何故そんなに城に行くのを渋るのか。

実は城には彼女がこの世の中で最も嫌悪すると言ってもいい人物がいるんだ。

その人の名前は、 アストレイ・バーンハイム”っていて一応はこの国の第二王子なんだけど実は彼彼女の事を小さいころから好きだったみたいなんだよ。

ただそのアプローチの方法が不味かったんだ。

彼温室育ちなもんだからそれはもう傲慢な性格で、 テレシアさんに俺の女になれ的なそれはもう気持ち悪いセリフを吐きまくっちゃったわけよ。

しかもその手法がかなり強引で完全にテレシアさんに嫌われちゃったのさ。

全く馬鹿な奴だよね。 折角顔はいいのにそんな事しちゃってさ。

まあ男の僕から見ても流石にそんな事されたら流石にひいちゃうかな。

具体的に言うとウ〇コ投げちゃうと思うよ。

彼の顔に向かって全力でスパーキング‼ ってね‼

どの時代もイケメンはブサメンの敵だからね。

全くあいつらのせいで何度僕の片思いが終わる結果になることになったことやら。

はぁ……今思い出すと空しいな……あれは今から五年前の……

おっとまた話それちゃったね‼ いやぁ本当僕の口はお喋りで困っちゃうな‼

まあ結果から言うとテレシアさんは無事城に行ってくれたんだけどね。

え? どうやったかだって? まあ一応僕のおかげになるのかな?

僕もさ。 執事さんやメイドさんたちには結構お世話になったわけでそれはもう恩を感じていたわけよ。

だからここは僕も人肌……というかサル肌を脱ごうと彼女にそれはもう自身のできる限り最高の媚びる目でお願いしたわけよ。

その目がテレシアさんには、 余程聞いたのかのかあっさり折れてくれたよ。

その時のテレシアさん。 どこか息が荒くて目も血走っていた言うに感じたけどきっとそれは僕の気のせいだよね?

まあそれにしてもテレシアさんがこうも僕のお願いを聞いてくれたことには驚いたなぁ……

だってチンパンの媚びる目だよ?

日本にいたころの僕だったらむしろイラっとして石とか投げ付けちゃうと思うな。

あ、 別に僕チンパンジーの事嫌いってわけじゃないよ? 好きでもないけどね‼

さて今回のことから僕が得るべき教訓としてはテレシアさんに媚びる目をしたらあっさり言うことを聞いてくれるということだね。

まあそれは彼女が偏に僕の事をそれはもう酷く溺愛しているおかげだとは思うんだけど僕より付き合いの長いはずのバンさんの言うことだけは聞いてあげて欲しいと思ったなぁ……

ただこのままハッピーエンドかと思ったらそうは問屋が卸さなかった。

テレシアさんは僕まで城に連れて行くと言い出したんだ‼

いやぁさすがの僕もその事には驚きのあまり戦慄しちゃって声もあげられなかったよ。

だって僕人間じゃなくてチンパンジーだよ? そんなのを伴って城に行くなんて正気の沙汰じゃないよね‼

これには僕も反対だったし、 執事やメイドさんたちも必死にテレシアさんを止めようとしてくれたんだけどそこはもうご察しというか彼女は、 彼らや僕の話を聞かないで僕の事を抱きかかえるとそのまま走り去ったんだよ。

その余りのしなやかな動きは流石異世界最強と名高い姫騎士様だとおもっちゃったよ。

え? そこからどうなったのかだって?

勿論何の問題なく城についたよ。

しかもテレシアさん城につくまで僕をずっと抱きかかえたのにも関わらず息一つ切らしてないんだ‼ 本当凄いよね‼

だけどそれはもう案の定というかテレシアさんが僕を抱えたまま城に入ろうとしたら衛兵さんたちに止められたよ。

そりゃそうだよね……彼女がいかに大貴族の出の者とは言えその彼女の腕には得体のしれない世物事チンパンジーの僕が抱えられているんだもの。

そりゃ衛兵さんも止めるし、 当たり前の事をしただけだと思うわけさ。

ただそれに対してテレシアさんはもうすごい激怒してさ……

“私の家族を愚弄するとはいい度胸だな”

っていってそれはもう顔を赤く染めながら衛兵さんたちをボコボコにしちゃったわけよ。

しかもそのやり口がかなりひどくてテレシアさん完全にOVERキルしてたからね……

いやぁ怒ったテレシアさんは、 本当に怖かったよ。 思わずちびりそうだった。

さてそんなバーサーカー事テレシアさんは、 そのまま城の中に堂々と入っていったわけでして、 その間にも衛兵さんたちが何度もテレシアさんに挑んできたんだけど……結果は言わなくてもわかるよね?

それからテレシアさんは、 王様のいる玉座にはいたんだけど王様テレシアさんの騒ぎを知ってたみたいでそれはもう顔を青くしてたね。

だってねぇ……城の貴重な戦力がたった一人しかも同じ国の貴族の人間にされたと知ったらそんな顔もするさ。

そんな可哀そうな王様に同情している僕を放っておいてテレシアさんは、 早く要件を言うよう王様に命令するよ。

一応テレシアさんて立場的に王様より下に当たるはずなんだけど王様に命令するって相当肝が据わってるよね‼ まあ自分の力への自信からくるものかもしれないけど……

王様は青い顔をしたままコクコクと頷くと衛兵さんたちに何やら命令してたよ。

よっぽどテレシアさんおことが怖いんだろうね……王様……

まあ僕はテレシアさんの事を怖いなんて思ったことないけどね‼

だってテレシアさん可愛いから。 ああ、 顔が可愛いとかじゃなくてもちろん性格が可愛いってことだよ? 全国の女子高生の皆誤解しないでね? まあ女子高生がこんなものよんでるわけないか。

それはともかく僕がそう思った原因は彼女の手料理にあるんだよ。

彼女一度僕に手料理をふるまってくれたことがあるんだけどそれはもう一生懸命作ってくれてね。

完成した料理の味と言ったらそれはもうなんとも言えない独創的な味で、 あまりの味に川が見えちゃったよ。

川は川でも三途の川だけどね‼

まあ僕はそんな料理下手でちょっと不器用なところすべてひっくるめて彼女の事が好きなんだけど彼女相当不器用な人だから結構誤解されやすいタイプの人みたいで、 その事には僕もとても心を痛めているんだ。そしていつかそんな彼女のハートを射止めてくれる素敵な王子様の到来を密かにまてったりしていたりもするんだよね。

さてさて癪稼ぎもこれぐらいにして王様ってば実は衛兵さんに人を呼ぶように命じてたみたいなんだ。

そして人物全員の事を僕は知っていたりするんだけど……え? 何々? その人たちと僕の関係性を知りたいって? それはまあいいけど今回はめんどくさいから……次回でいいよね?

勿論異論は認めません‼

昨日から投稿し始めたこの作品ですがなんと意外なことに読んでくださるお方が結構いたんですよ‼ いやぁ作者も本当にこの事には驚きましたね。 だってもう見るからに地雷でしょうこの作品? 確かにほかにこんな作品はないと思いますけどそれはまあ悪い意味での話だと作者的には思うんですよ。 まあともかく作者が言いたいこととしましては、 “ありがとうございます”その一言に尽きますね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ