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思い付いたものたち

作者: メイ

『湧き上がるもの』


 呼吸がしづらい。

 体中にまとわりつくような湿気のせいなのか、生ぬるいこの空気のせいなのか。夏休みが近付いているというのに、気温は一向に上がらず。この辺りの気候がそういうものなのかは知らないが、まだ梅雨が明けない。

 やりたいことがたくさんある。真夏の海を走り回ったり、蝉の鳴き声がこだまする山の中にも行ってみたい。閉塞的な地元にいてはつまらないこの夏を、縦横無尽に駆け回って楽しみたい。

 そんな思いとは裏腹に、気温は上がらず梅雨は明けず、夏休みも遠い。胸の中で膨らむ願望や空想を実現させるにはまだ色んなものが足りない。

 夏の始まりはいつだって窮屈でもどかしい。 





『夏休み』


 ひぐらしの鳴き声や


 じんわりとした蒸し暑さや


 生い茂る緑や


 高い高い向日葵や


 飽きてきたそうめんや


 アイスの木べらの味や


 高校野球の生中継や


 控えめに鳴る風鈴の音や


 蚊取り線香の匂いに


 夏を感じる。



 ※これは夏休みの国語の課題で書いたものをそのまま投稿しました



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