表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

・・・どうしても・・君に


世界は簡単

全部うまくいく


相手の好きな話題を覚えておいて

それを話題に出すだけで相手は喜ぶ


普通みんなは

忘れてしまうらしいけど

私は何故か

人の話を記憶するのが得意らしい


話を覚えて

話題にするだけ


それだけで人は

嬉しそうにしてくれる


なんて簡単な

世界なんでしょう


だから

席替えで

隣の席になった君も

簡単に笑顔にできる





     ・・・はずだった







・・・この人






      自分のこと


      喋らないじゃん!!







こればかりは

記憶しようとしても

できないんだけど・・・


みんなは

“自分の話ばかりする人は嫌われる”


世間では

そういうテンプレが

あるらしいのだが


はっきり言って







     人の話を


     聞いてる方が楽!!









だって

自分で話題を

探さないでいいし


話を聞いてるだけで

相手は喜んでくれる


だったら

聞いてる方が楽じゃん



・・・どうしよう





     この


     自分の話を


     何もしない


     ・・・男の子は







情報を集めてみた

・・・何も出てこない


どんだけ影が薄いの!?


攻略も

できないんだけど!!


こんなに

自分の話を

したがらない

人間なんて居るの!?


・・・ダメだ


この男の子は

調子が狂う






放課後

夕暮れ時の屋上


え?

入っちゃダメな場所?

お堅い事 言わないで?


秋の

この季節を感じながら

替え歌を歌うのが

好きなんだから




    まぶしい朝日が差し込み


    今日が始まる


    さあ 出かけよう








「今日は

 どんな君に出逢えるだろう?

 どんな君を見れるだろうか?」




・・・え?




「どうした?

 続けないのか?」




隣の席のセア

私の自作の歌詞を

・・・即興で合わせた!?



「あれ?

 気に入らなかったか?」




・・・





・・・君は







       どんな言葉が


       出てくるの?








・・・どんな







      いつも

      新しい気持ちを

      君はくれる








「知らない感情を

 いっぱいくれる」







     こんなこと

     初めてだから










「君は僕の初めての人」







・・・









「どうした?

 続きは?」





・・・








       ・・・上等じゃない!!









・・・なんだろう

想いが高鳴る



こんな人 居る?

自作の歌詞を

歌詞で即興で

合わせられる人なんて居る!?



・・・なに・・これ






        知らない











・・・続けたら

・・・どうなる?










      最近

      気づいたこと

      この想いは


      誰に対しても

      抱く物ではない








「君は僕に

 何をしてしまったの?

 僕を

 どうしてしまったの?」






レゼ&セア「・・・心が

      ・・・騒いで

      ・・・落ち着かないや」







      どんな時も

      君を想うと

      胸が

      張り裂けそうなんだ








「こんな想いをするのは

 良いことなの?」








      この感情の行き場を

      君に ぶつけても

      良いのだろうか?









「・・・もう

 ・・・抑えられない」









レゼ&セア「こんな想いを! 

      どれだけすれば

      いいんだろうか!?」







      ・・・僕は・・君に

      ・・・恋を・・してるの?











・・・ついてくる

・・・合わせてくる

・・・乗ってくる!!








「俺は

 満足してねえけどな?」







・・・だったら









      私に


      付き合えや!?










・・・








       気づいたんだ

       これは苦しい事だけど

       幸せな事なんだって











「知ったんだ

 これは切ないことだけど

 ステキな事なんだって」








      やっぱり君は

      知らない感情をくれる


      僕も君に

      何かを与えたい







「そんな人間に

 なれるのなら

 僕は そのために

 努力したい」








レゼ&セア「あぁ!

      今日も僕は

      君に逢える


      この事が

      何よりも






        幸せな事なんだって!!










・・・幸せなこと?

・・・あれ?

・・・私って今






       幸せを感じてるの!?









・・・あり得ない

・・・これ







      私の話を


      聞いてくれてるような


      ものじゃん!!










「クライマックスじゃねえのか?

 続きは?」




・・・








      話を聞いてくれて


      興味を持ってくれて


      続きを促してくれる










・・・これ

・・・私が








      いつも


      みんなに


      やってることじゃん!!









・・・こんなに








      気持ち良かったんだ!!











・・・ごめん

・・・今日は










      私の話を


      聞いてくれるかな!?











「オッケー

 いつも

 そうしてるから」




・・・こいつ









      ・・・相当な


      ・・・コミュ力


      ・・・お化けだ










じゃあ!

歌うよ!?









     ありがとう

     僕に気づかせてくれて


     これが恋なんだって

     初めて知ったよ?









「こんな想いをするのは

 やっぱり初めてなんだ」








      僕も君の初めてに 

      なれるのかな?











「そうだっら

 どんなに幸せだろう」









レゼ&セア「もう

      わかったよ!

      僕は君に恋をしている!!」







       目配せする


       レゼとセア










レゼ&セア「何度だって言えるんだ!

      疑うこともなく素直な気持ちで!

      どうしても伝えたい!!





       僕は君に恋をしてる!


       君と言う世界の中で!!







・・・




「・・・」







・・・超








      ・・・超


      ・・・気持ちいい









・・・人に話しを

・・・聞いてもらえるって






      

      ・・・こんなにも


      ・・・気持ち良かったんだ








「たまには







      自分の話もしたら?









「人に合わせて

 ばかりいないで」





私を

知ってるの!?






「なんか







      俺の情報を


      聞きまくってる


      女の子が居るって









・・・




「うわさに

 なってたけど?」




・・・うかつだった








「じゃあ








       付き合うか?










・・・










       ・・・え?











「私に付き合えやって

 言ってたし」




そういう意味じねえよ!?



・・・



・・・でも







      こいつと付き合ったら


      超気持ち良さそうじゃん?







どん話も

聞いてくれそうだし






「じゃあ決定な?」




なんで

そうなる!?








     結局 私たちは


     このセッションを


     きっかけに


     付き合うのだった









・・・私が

・・・いつも








      ・・・話を聞く


      ・・・立場だったのに







・・・どうしても・・君に







      話を聞いて欲しくて










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ