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ミラーボールの下で  作者: 記紀
第一章 鈴木言葉
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変化する悪夢

あの日から毎日のように亜菟葉の夢を見ていたが、2つの変化があった変化した。亜菟葉がノイズ混じりの途切れ途切れの声で、私の首を締めているところからで、私は何故か亜菟葉を足でふっ飛ばしていた。おそらくこれが明晰夢というものなのだろう。

これが1つ目の変化。

2つ目の変化は、

亜菟葉を足でふっ飛ばした直後に川が現れ、その川に亜菟葉は、大きな音と共に水しぶきを上げそのまま見えなくなった。それが終わると、今度は川が水しぶきを上げた。水が引いたと思ったら今度は声が聞こえた。

「鈴木言葉お前を殺す。」

「お前は何者だ?少なくともお前になどあった記憶はこれっぽちもないぞ。それに、何が殺すだ。お前に私は何かしたか?」

「貴様は、私の姉を殺した。だからお前を殺すまで。」

「私は人殺しなんてしてねえぞ。仮に人殺しをしたとしてもお前みたいな目に見えない精霊を普通の人間が殺すことなんて出来やしないだろう。後、姉が殺されたから復讐だなんて、時間の無駄でしか無いぞ。」

っと言葉の針でぶっ刺していく。

これで、論破できるだろうと思っていたが、甘かったようだ。

「私は元は人間だった。なのにお前が姉さんを殺したせいでこんな実体の無い身体になってしまったんだ。だから、お前が人殺しなのは変わりないし、私も自分の身体を取り戻すためにお前を殺すのみだ。」

「あのさぁ〜わざわざ私という平凡な人間を殺して、君が人間に戻れるっていうのは誰が言ったの?貴方をそうした本人?それともそうすれば戻してくれるだろうと妄想している君?ねぇどっち。」

と辛辣な言葉を並べる。

「うるさい。うるさい。お前なんて消えてしまえ。」


50を超える水の槍が出現し、それがすべて言葉のところへ降り注いだ。もう少しで当たってしまうというところで、目覚めた。

今日のクソババアはおそらく統計史上最大の機嫌の悪さを叩き出した。おそらく、5人を除き村民は「はちみつにたかるハエ教」の信者化したのだろう。

それにより、勘のいいクソババアはハニー・スミスを危険分子だと判断しそのハニー宗教には入らなかったのだろう。しかし、仲のいいご近所さんや同じ村に住む友人がすべて「はちみつにたかるハエ教」基ハニー宗教には入ってしまい、自分が入っていないことにより、友人全員から絶交を言い渡され、ご近所さんからはヒソヒソと陰口を叩かれてただけではなく、嫌がらせが始まったらしい

これにより、クソババアは荒れたのだろう。

そして、クソジジイだがクソジジイは謎のカリスマがあり、人を使うことが何故か得意だ。

危険分子や問題を起こす人間を初対面から分かるなど人間離れした謎の能力を持っており、ハニーを危険分子として判断した。幸い、職場は村の外にあるし、婿入りしてきたものだから完全によそ者扱いされていることと元々胡散臭い雰囲気を出しているため、この村に友人らしきものはいない。ご近所付き合いもクソババアにまかせているため、ご近所さんとほぼ話したことがない。なので、陰口を叩かれる程度で実害はないらしい。


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