表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミラーボールの下で  作者: 記紀
第一章 鈴木言葉
6/27

女王ハニーと嫌がらせ

ハニー・スミスがクラスの中心になった。その3日後、他クラスの生徒どころか他学年の生徒全員が、ハニー・スミスに夢中になったのだ。

しかも、嫌からせは日に日に進化し増えている。私は大丈夫だが、他の二人はもう少しで不登校になりそうだ。まあ、クラスの中心にいたのに、転校2日目の転校生にそれを強奪されて周りを囲っていた人達が一気に敵に周り、その3日後には全校生徒全員が敵に周った。最上位から最底辺に成り下がったようなものだから、壊れても仕方ないか。私には関係ないけど。

ちなみに嫌がらせの内容は、


無視

ヒソヒソ話

ヒソヒソ話からの近くを通ったら足を引っ掛けて、転んだら笑う。

階段から突き落とす

暴力を振るう

私物を破損させたり、机に落書き

無断で、SNS投稿する。

大量の嫌がらせメールを送る

水をぶっかける

カッターナイフで髪や制服を切る

集団でリンチする


みたいな感じだ。

二人はこれにより、目に隈があり、心なしか痩せている。

担任に報告したが、どうせ君たちが悪いんだろうっと役に立たない。完全にハニーの味方。

3日前はハニーの指示ではないと言ったけれど、あれは指示していないだけで、自分を信望するものが私を含めた3人に嫌がらせをして、どのような反応をするかを楽しんでいるだけだった。


ハニー。まるで、名前の通りはちみつみたいだ。群がっている奴らははちみつに魅了されるハエ。

そして、私達は赤子だ。はちみつは赤子には毒となる。

私はハエの攻撃は避けられるけれど、はちみつの毒には叶わないそんな人間だ。

ハエの攻撃に参っている後の二人は知らん。

私とあの二人を一緒にしないでほしい。

結局、ハニーに群がっている奴らはハエだと思っていればいいのだ。ハエだったら退治できるからな。

ハエ退治の仕方は言葉だ。言葉で退治すればいい、それを別名論破ともいう。


殺虫剤をかける感覚でやれば案外うまく言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ