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プロローグ

  カチッ(マウス操作音)


 [投稿が完了しました]


 画面の文字を確認しノートパソコンを閉じた。


「ふぅ……」


 たった今、私は自作のファンタジー小説の最終話の投稿を済ませたのだった。

 最終的に2XXpt。ブクマ6X。

 長い間お付き合い&応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。


 私の初作品でもあったファンタジー小説のタイトルは、


 『復活した悪魔は平和な国づくりを目指し王となる。その王と知らずにうっかり契約してしまった騎士見習は王国の勇者となる。』


 と、まあまあ長い。

 

 ジャンルはハイファンタジー。

 ざっくりとした話の流れは決めていたが、構成等を考えずに”とりあえず”ってな感じで書きはじめたため、前半部分を無駄に引き延ばし、伏線張り巡らせすぎて回収できていないのもいっぱいあるし。文章も拙いし。ここをもっとこうしたかったとか、あれをこうしたかった……と後悔だらけ。それでも、初投稿としては頑張ったほうかもよ……とかなんとか言い聞かせベッドに入った。


 小説を書くのは大変だったけど、空想していた世界を文章にするのは楽しかった。登場人物や国や町が、本当に実在しているように思えた。主人公に転生は、さすがにハードすぎて勘弁だけど、せめて「夢」とか、フワッ……とした形でいいから物語の世界を探訪してみたい。登場人物たちにも、特に絡まなくてもいい。遠くから見たい。観察したい。美しい悪魔べリアスや、勇者ルーシー、三兄弟に妖精王、レグルス、ホムラにバルベリス殿下……(※小説に登場する人たちです。)


 ああ、早く寝ないと。明日も朝から予定が……Zzz


 ***翌朝?***


 フワッ……

 突然の浮遊感に襲われた直後。

 ゴン! という効果音に続いて後頭部に痛みを感じた。


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