15.ナッツ好きな男、奇策
誤字脱字教えてください!はっきり言って文章力はないに等しいです(>_<)温かい目で見ていただけると幸いです。あと、勢いで書いてます。ココ大事。
草むら中でガサガサと音を立てる。そうするとソルジャーアントが音をなっている方向を向き、突進した。
ヌチャッ
そんな音が鳴った後、ソルジャーアントを盛大に転がった。
はっ! かかった!! 俺はそう言い、ソルジャーアントに飛び掛かった。
俺は、ソルジャーアントが見えない草原に突っ込む所を利用して、地面に『水魔法』で水を地面に湿らせておいた。そうする事でソルジャーアントの足の踏ん張りを効かなくして転ばせたのだ。俺はソルジャーアントの頭に『ひっかく』をした。
カキィン
甲高い音が鳴り、俺の爪が跳ね返される。
蟻の頭は硬いってか! 定番だな!!
なら此処をどうだよ!?
俺はソルジャーアントの足の節に『噛みつく』をした!
グチャッ
手応えあり!
そう思った瞬間
「キェーッ!!」
とそんな鳴き声が聞こえた。
おぉ!! こんな鳴き声だったのか! と俺は距離を取ると、ソルジャーアントが周りに『酸』を吐いた。
ジュワジュワジュワッ
げっ!!
ソルジャーアントの周りに酸が降り注ぐ。
こいつ! 自分ごと酸を掛けやがった!
これじゃあ、アイツに近づけねー。
ソルジャーアントは俺にまた『酸』攻撃をしてくる。俺はそれを紙一重で躱すと、また草むらに隠れた。
流石にまずいって。酸はやばいって。もう地面とかジュワジュワいってるやん。ど、どうしよ。テンパるわ、これ。
『流石にテンパり過ぎです』
だ、だって鑑定さん! 俺あいつに触らなきゃ何もできないよ?
『他にもやれる事はあります』
へ?何をするの?
『もっと周りを見てください』
周り? 周りは草むらになってて、後は…。
は!! そうか!! ありがとう! 鑑定さん!
俺はソルジャーアントから離れた。
そして、
穴に入った。
そうだよ、俺! 何をしてたんだ! 俺がする事は白ヘビを助ける事だ! 何もアイツに勝つ事じゃないからな!!
しかもアント達も震えて動けてなかった上に、『隠密』状態の俺に気づいてなかったからな!
はっはっはっ!
『卑怯』
え? なんか言った?
『いえ、なにも』
で、鑑定さん。白ヘビはどこにいるの?
『此処からは察知できない距離にいます』
うーん、そうか。じゃあとりあえず闇雲に探すしかないか。
レベルを上げながら…な。
俺はニヤリと笑った。そう、俺はただ逃げた訳ではない。今の俺ではアイツに勝つ事は難しい。だけどレベルの上がった俺なら勝てる! その為には経験値が必要だ。だから俺は戦略的撤退をしたって事だよ!
『…そういう事でいいです』
え!? なに!? 聞こえなーい!!
俺は『気配察知』を発動させ、敵の多い所を探す。こっちだ。俺はアントの巣の奥にドンドン進む。
そこの部屋には、昨日と同じ様に沢山のアントがいた。俺はまずアントしかいない事を確認する。
よし。えーと後は仮面は外れてるな。
俺は真っ直ぐにアントの群れへ進む。すると案の定、アントは固まる。そこで俺はアントを倒した。すごく倒した。息切れするほど倒した。
ふぅ。まぁ、ざっと70ぐらいか?
その部屋からはアント達の体液が流れに流れ、異様な光景になっていた。匂いを酷く、生ゴミを濃縮した様な匂いが充満していた。
うへぇ。結構臭いんだな、アントって。俺はそうぼやく。まぁ、経験値は結構稼げたんじゃないか?俺は鑑定を発動させる。
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種族:黒リス
ランク:I
状態:通常
Lv5/10 2up
HP:36/36 10up
MP:38/38 10up
攻撃力:50 10up
防御力:33 10up
素早さ:35 10up
魔法力:35 10up
ユニークスキル
鑑定Lv Max
怖顔Lv1
ノーマルスキル
ひっかくLv6 1up
噛みつきLv6 1up
気配察知Lv5
隠密Lv3
瞑想Lv1
耐性スキル
無属性耐性Lv1
恐怖耐性Lv2
魔法スキル
水魔法Lv2
闇魔法Lv1
称号
「ナッツ好き」
「ラッキーボーイ」
「逃亡者」
「恐れられる者」
「兄貴」
「厨二病」
「チキン」
「長」
「最下級のd°$^>」
「昆虫の殺戮者」 new
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んー、もっと上がってると思ったがこんなもんか。攻撃力は50までいったし。これでまともに攻撃できるな。
ん?なんだ?この称号?
「昆虫の殺戮者」…昆虫系の魔物に対して全ステータス小補正。
へー、結構良い称号じゃん。これでアイツに会ったとしても負ける事はなさそうだな。おそらく……。
『自信なさげに言わないでください、縁起でもない』
俺って、正直だからさ…。ふっ。
俺は哀愁を漂わせながら笑う。
『そんな事してないで、白ヘビさんを探しますよ』
あー! そうだった!! 早く白ヘビを見つけださないと!! これで白ヘビに何かあってみろ!!
マジでアント達滅亡させてやるわ!!
『本気になればできそうですね……』
え?結構冗談のつもりだったけど……。
『……』
………。
そ、そんな黙らなくてもいいじゃん! ほら白ヘビを探すぞー!!俺はアントを倒した部屋から出て、奥に進む。
俺は奥へと進む。
すると奥から、リズム良く音が聞こえてきた。
ザッザッザッ
なんだ? この音? 俺は奥へと続く道を目を凝らして見る。
前からソルジャーアントが10、いや20匹こちらに向かってやってくる。そいつらが行進をしている音だった。
いや! それはやばいでしょ!? 俺ははっきり言う。逃げた。あそこで死んじゃったら助けるもんも助けられない。そう思ったからだ。
俺はさっきの部屋まで戻ってきた。ふぅ。ここまで来れば大丈夫だろ。しかし酷い匂いだな。これだと外まで臭ってるんじゃないか?
………ん? 酷い匂い……?
あれ? もしかしてソルジャーアント達が来てるのって俺がここで大量虐殺しちゃったせい?
『おそらくは…』
鑑定さんが言う。
………そうか〜。俺がここでアントを倒し過ぎたからか〜。ならしょうがないなぁ!
って、なるかー!!
なる訳ないじゃん! どうしよう!? これからどうすれば生きられる!?
「シャーッ」
あぁ、遂にいるはずもない白ヘビの声が幻聴で聞こえ始めた…。もうナッツ神は俺に死ねと言うのか。ありがとう、ナッツ。もっと食べたか「シャーッ!」
え? 幻聴じゃない? 俺は悟り瞑っていた目を開けた。そこには誰もいなかった。
いや、やっぱ幻聴か。何もいないじゃん。
俺はまた目を瞑「シャーッ!!」ガブッ
い、痛っ!! げ、幻聴じゃない!? もしかして白ヘビがいるのか!?
『はい、貴方のすぐ横にいる様です』
マジか!? よかった! ユニークスキルの黄昏で逃げてきたって事か!? …でもこの危機的状況は変わらないなぁ。俺は大きく溜息を吐く。
「シャッ!シャッ!」
白ヘビが俺に擦り寄ってきている様だ。
ふふ、最後に可愛がれって事か?任せろ存分に可愛がってやるぜ!!
俺は白ヘビを撫でようとすると、頭で手を叩かれた。
え! 反抗期!?
『私と離れないでと言っている様です』
あ、ヤンデレ系でしたか。
俺は離れないでと言うので、感触を頼りに白ヘビを抱く。
「シャ…」
ん?白ヘビなんか熱くないか?疲れが出てきたって事か。そうか、大変だったなと1人で納得していると、ソルジャーアント達が部屋に入ってきた。
来たか…遂に俺も年貢の納め時か…。
ソルジャーアントが俺のすぐ近くを通る。
は? 気づかれてないのか? ソルジャーアントは俺達がまるでそこにいないかの様に素通りする。
これは…。
『白ヘビと同じ効果を得ている様ですね』
同じ効果? 白ヘビに触れているだけで?
『ユニークスキルは、鑑定したとしても本当の能力が解析できない事になっています。その為、相手にステータスを覗かれても詳細には分からないのです』
ほー、そうなんだ。てか他の人も鑑定使えるんだ?
『はい。使えます。しかし私の様な人格がある鑑定持ちはいないでしょう』
なんで?
『……』
…とりあえず今は白ヘビのお陰でソルジャーアントから身を隠せてるって訳か。俺は白ヘビを撫でる。
「シャー」
『感謝しなさいと言っています』
ありがとうなー。ナデナデ。
白ヘビはドヤる。
さて…今日はもう帰るか。
そう思い、俺達は出口に向かった。
ふぅ。今日も頑張ったなぁ。早く腹一杯ナッツが食えるとこを探さないと。ここもナッツ少ないみたいだし。俺がそう考えていると、出口に繋がる部屋が見えてきた。
お、あともう少しだな。
そう思って進むと、
「キェーッ!!」
そんな鳴き声が鳴り響く。
おいおい! まさか!?
俺が部屋を覗き込むと、
そこには、外にいたソルジャーアント、アントが大量にいた。
俺を探すのをやめて、丁度戻ってきたってとこか!? タイミング悪すぎだろ!?
俺がそう思っていると
ザッザッザッ
と後ろから微かに音が鳴っている。
マジか!? 挟まれた!?
『こうなったらもう、戦うしかないですね』
そうだな。俺は白ヘビから離れようとする。
白ヘビ、お前は逃げろと俺は伝える。
「シャッ!?」
白ヘビの姿は見えないが動揺しているのが分かる。だが俺は言った。
お前じゃ、足手まといだと。
白ヘビは俺がなにを言ってるのか理解したのか、気配が遠ざかった気がした。
俺は白ヘビから離れたことにより、姿を現す。
そして
『ユニークスキル怖顔Lv1が発動します。』
俺はここ一帯にいる敵へ発動させた。
そして俺は前方にいるソルジャーアントに飛びかかった。
ソルジャーアントの頭に『ひっかく』を発動させる。ガキンッと音が鳴った。俺はソルジャーアントから、なるべく離れた地面に着地する。
前よりは頭に攻撃してる感はするな。これもレベルが上がったお陰か…。改めて実感する…。
この世界で自由に生きていく為には、強くなる事が絶対条件。それに伴って、信頼できる仲間も必要だ。白ヘビは信用できる。だが実力的には弱い。今はまだ、俺があいつを守ってやらないとな。
俺は1人で覚悟を決めると、地面に手をつき『水魔法』を発動させた。
ザパァッ!
もっとだ!! 俺は大量に水を出す。俺の身体の半分ぐらいまで水嵩は増す。すると大量にいたアントがもがき苦しむ。
お前らのその大きさならこの量でも、十分に効くだろ!!俺はそう言い水をもっと出す。
『そのくらいにしてください。MPがなくなります』
いや! 俺はMPがなくなっても気絶しなくなった! このまま出しきる!!俺は鑑定の注告を無視して、出し続ける。
ジャブジャブジャブ!
とソルジャーアントが近づいてくる。
流石に止めにくるか…。
ソルジャーアントが後30センチというところまで来ている。
もっと…。
後10センチ!
今だ!!
『MPがなくなりました』
丁度MPもなくなり、俺はソルジャーアントへ走り出す。
「キッ!?」
俺が走り出す事を想定していなかったのか、ソルジャーアントが驚き一瞬足を止める。俺はそこを見逃さず、一気に距離を詰める。
ソルジャーアントが真正面から『噛みつく』をしてくる。俺はそれをソルジャーアントの身体に着地する様に、ジャンプして避ける。
『噛みつく』!!
ガギャッ!!
ソルジャーアントの胴体の殻を噛み破る!
「キィェーッ!!」
ソルジャーアントは悲鳴を上げ、俺を振り落とさんと身体を揺らす。
死んでも離すもんか!!
俺は『噛みつく』『ひっかく』を同時発動させ、殻に固定する。
「キ、キェッ!!」
ソルジャーアントが声を上げると、突然走り出す。
お、おう!? なんだどこにいくつもりだ?と見ているとソルジャーアントが俺を壁にめり込ませる様に壁にぶつかった。
かはっ!!?
こ、これはまずいかも…!俺は意識を飛ばしそうになる。俺は意識を保ちつつ、離されないようにする。
するともう1度、ソルジャーアントは壁にぶつかる。
ぐっ!!?
「キッ…!!」
俺は額から血を流しながら、確信した。
な、なるほどな。あいつもダメージは受けてるのか…。
ふふっ、我慢比べと行こうじゃねーか!
なんて言うわけねーだろ!バーカ!!
俺は先程までまともに攻撃が入らなかった、頭に『噛みつく』を発動させ、ソルジャーアントの命を刈り取った。
これから不定期更新になります。読んでいる読者様方、申し訳ございません。
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カクヨムにて、改訂版を少しずつ出しています。
今までの話を、自分なりに推敲しております。時間はかかるとは思いますが、こちらにも出します。もうしばらくお待ち下さい。




