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12.ナッツ好きな男、と魔法

いつもより早めの更新です!

誤字脱字教えてください!はっきり言って文章力はないに等しいです(>_<)温かい目で見ていただけると幸いです。あと、勢いで書いてます。ココ大事。

 ーガラゴス視点ー


「ふぅ。やっと着いたか。」

 俺は馬に乗りながら呟いた。


 ここはダクア王国王都。王都は周りが草原になっており見晴らしが良い。だが夜は魔物に襲われる危険があるため、城壁、そして門がある。


 今、私はその門の前にいた。


「お疲れ様です!ガラゴス副団長!!」


「あぁ、お疲れ様。」


「では一応、通行証の提示をお願いします。」


「すまない、今急いでいてね。」

 私は足早に門を通ろうとする。


「お待ちになってください。ガラゴス様は真面目な方。そのような事はしません。本当にガラゴス様でしょうか?」


 私は溜息を吐き、荷物の中にある通行証を出した。

「……これでいいかい?」


「はい!足をお止めして申し訳ありませんでした!!」


 私は急いで王城まで向かった。



「「お疲れ様です!」」

 2人の門番の兵士が挨拶をする。


「あぁ、お疲れ。」


「王城に来るなんて珍しいですね。どのような御用件でしょうか?」


「王と謁見したい。」

 私は真面目な顔で言う。


「王様との謁見ですか、それでは1週間後以降になりますがよろしいですか?」


「いや、今からすぐしたい。」

 私がそう言うと門番は驚いた顔をし、


「……分かりました。1度相談してきます。」

 と言うと、王城へ1人走って行った。


 数分後…


 先程の兵士が戻ってきた。


「王様がガラゴス様の謁見を許可してくださいました!」


「分かった。」

 私はそう言うとまた足早に門を通って行く。




 ガラゴス様があんな無理を言うなんて……何があったんだろうか……。兵士は内心気が気じゃなかった。



 そして私は謁見の間の大きな扉の前に立っていた。謁見の前にいる兵士に武器を渡し、他に武器を持っていないか確認され、入室を待った。


「お待たせしました。どうぞお入り下さい。」


 私は謁見の間に入ると、王が座っている前まで行き片膝をついた。


「お忙しい所、急にお時間を取って下さりありがとうございます。ダクア王。」


「よいよい。気にするではない。面を上げよ。」



「はっ!!」

 私は顔を上げた。


 そこには70後半ぐらいの穏やかな顔をした男性。見た目は、城下町にいても気づかないような人がそこには居た。しかし、何か纏っている空気が違った。


「久しいな、会ったのはお前が第3騎士団副団長に任命された時以来か。」

 ダクア王が言った。


「はい!ご無沙汰しております。」



「うむ。で、用件はなんだ?真面目と有名なお前が、無理に門番へと急な謁見を頼み、ここへ来たと聞いておるが?」

 ダクア王が少し不機嫌そうに聞いてくる。


「はい。申し訳ございません。しかし、もしかしたら、この国が危険に晒されるかもしれないと思い、急な謁見をさせて頂きました。」



「ほぅ。危険に晒されるとな?ここ数百年平和である我が国がか?」

 ダクア王は私を威圧する様に聞いてきた。


「はい。」

 私ははっきりと返事をした。


「……ふむ。なら言ってみよ。」


「はい。私は2週間前に魔物討伐という王都にきた依頼で、アプルの森の近くにあるアップリアという村へ赴きました。」


「あの何もない平凡な森へか……。あそこであればランクの低い魔物しかでないであろう?」


「はい。私も何故わざわざ王都へ依頼を、と思っていました。しかし、詳しく村の者から話を聞くと森には魔物ではなく……悪魔がいたそうなのです。」


「何?悪魔など御伽噺の生物であろう?村の者は悪魔がいると本当に信じていたのか?」


「いえ、その悪魔を見たというのが小さな少女であったようです。そのため、見たところ大半は信じていなかった様に思われます。」


「では、何故王都に依頼を出した?」


「村長が頑なに王都へ討伐を依頼したいと言っていたようです。もし本当に悪魔だったら村の者では太刀打ちできないと。」


「ふっ。随分と心配性な村長だな。」


「その心配性の村長のおかげで、村の者は無事でしたが。」


「それはどう言う事だ?」

 ダクア王が聞く。


「いたんです。そこに。」

 私はそう言うと、辺りは静まり返った。


「勿体ぶらずに申せ。」

 ダクア王がその空間で1人、いつも通りに言う。


「悪魔が。」

 この言葉を発した瞬間、ダクア王さえもが言葉を発せずにいた。




 ーリス視点ー


 あー、これからどこに行こうか。

 あの森を出たは良いけど…。これ、どうしよう。


 俺の目の前には果てしない草原があった。


 いや、マジか。これだとナッツとか絶対ないじゃん。ナッツって森にあるイメージが強いんだけど…。


 俺はそう言いながらひたすら進む。

 すると、前方から敵の気配がする。


 お、敵か。

 俺は仮面を付けてる事を確認して、敵に近づく。


 俺は体勢を低くして敵を確認する。

 あ、あれは!?


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 種族:ブルースライム

 ランク:H

 状態:通常

 Lv2/5

 HP:4

 MP:2

 攻撃力:1

 防御力:3

 素早さ:5

 魔法力:6


 ノーマルスキル

 体当たりLv1


 魔法スキル

 水魔法Lv1


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 スライム!クソ弱いけど。

 ゲームでは定番のスライム!!こっち来てからいるのかなぁって思ってたけど…本当にいるとはな!!


 これは倒しておきたい!ドラ◯エ好きな俺からしたら!!


 俺はスライムに覆い被さり歯を刺した。

 すると、すぐに経験値が入ってきた。



 ん?スライム美味くね?

『水魔法Lv1を獲得しました』

 え。

 なんて言ったの鑑定さん!


『水魔法Lv1を使えるようになったようです』


  なんで!?


『おそらくですが、スライムを食べたことによってスライムが覚えていた魔法を獲得したと推測されます』


 スライムを食えば魔法スキルが覚えられるのか! もしかして他の魔物とか食ってもなるのか!?


『いえ、スライムだけだと思われます。もしそうならビックレッドモンキーの首元に噛み付いた時、血を体内に取り込んだ事によって、火魔法を覚えているはずです』


 あ、そっか。

 それにしても遂に…遂に俺にも魔法が…!! どうやったら水魔法ができるんだ!? 鑑定さん教えてくれ!


『魔法はイメージが大事です。水が出る様に頭でイメージしてください』


 イメージ。水が出るイメージ。蛇口を捻り、ホースから水が出るイメージ。


 …チョロ。


 出た!!少しだけど。


『うわっ…』


 うわー。ドス黒いわ。


『称号「厨二病」の効果ですね』


 俺的には全然ありだからいいや。これ飲めるかな?


 俺はドス黒い水を飲んでみる。ゴクッ

 おー、よかった普通の水だ。とりあえずこれで飲み水は確保したな。あとは食料だけど…チラッ。


 スライムしかないのかぁ。


『そうなりますね、でも美味しいから良いじゃないですか』


 いや、味は良いけど…ナッツじゃないじゃん。


『……』


 まぁ、今回はスライムで我慢するか。ナッツはあったら速攻で食べる!


『まぁ、いいんじゃないですか』


 俺はそう言うと、ナッツとスライムを探す。

 どこにいるんだーい。ナッツちゃん。


 そう言ってると反応があった!!

 何の反応かって?それはもちろんナッツちゃんの反応だよ!! これは…なんて濃厚な匂い…。俺は吸い寄せられるように向かった。


 するとそこには丸い物体が。

 あった!!



 クルミルク…クルミとミルクが合わさり、豊かな香りを発するナッツ。食べた後はなぜか口がとても臭くなる。この謎はナッツ界の七不思議とも言われている。気配察知される可能性5up。



 俺は鑑定さんが鑑定してくれた文をしっかり読まずに殻を割り、齧り付いた。

 うっ…なんというクルミとミルクのハーモニー。ここまで合う組み合わせがあったのか…。

 俺は感動し、身体を震わせた。


 その味を堪能してると、

 ……うぉえぇぇぇぇぇー!!


 お、俺の口が臭すぎる!! なんで!?


『鑑定したのにしっかり見ないからです』


 か、鑑定?



 クルミルク…クルミとミルクが合わさり、豊かな香りを発するナッツ。食べた後はなぜか口がとても臭くなる。この謎はナッツ界の七不思議とも言われている。気配察知される可能性5up。



 な、なに!? こんな七不思議聞いたことないぞ!! 一体どんな七不思議があるんだ!?


『そこではありません。最後を見てください』


 ん? なんだよ。俺は鑑定結果を見た。

 んーと、気配察知される可能性5up?


『はい。食べる事によって気配が察知される可能性が上がるようです』


 な、なにー!? これじゃあせっかくのナッツが楽しめないじゃん!! 臭すぎるし!!


 ん?

 俺の周りから気配がしている。しかも何体もだ。



「「「ポヨン、ポヨン」」」



 音が鳴った。


 こ、これは……!


『たくさんいますね』


 そこにはスライムが俺の視界一面にいた。


 もしかして俺、この世界に来て1番のピンチ?

 俺は固まって息を殺し続けていると、突然スライムが何かに反応する様に俺に攻撃してきた。


 ひ、ひぃぃぃっ〜!!

 俺は全速力で逃げた。すごく逃げた。けど、


『残念ながら覚悟を決めてください』


 スライム達はもう俺の数十センチ後ろにいた。


 どうするどうする!?

 俺は考えた。とても考えた。結果、




 仮面を外してみた。

「「「ピタッ!!」」」


 ………本当に便利だな……俺の顔。

 スライム達は動きを止めた。しかし、


 なにこれ。止まったまま動かないんだけど。

 俺は1歩近づく。スライム達が震える。

 あ、なんか見たことある。と思い、もう1歩進む。俺の半径約20メートル以内のスライムが突然崩れ落ちた。



 ………はい? なんか崩れ落ちたんだけど。……そんな俺が怖かったのかよ。あー、もうわかった! そうかよ! それなら俺にだって考えがあるぞ!(?)


 俺は仮面を外してスライム達に突っ込む。

 おらーっ!!

 俺が1歩1歩踏み出す度に、スライムが崩れていく。はっはっはっ!! 爽快だぜ!!!


 走ってスライムを崩れさせていると、青い視界の中に黒い物体が見えた。ん?俺は立ち止まった。見てみると、そこには黒いスライムがいた。


 黒いスライム?


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 種族:ブラックスライム

 ランク:H

 状態:通常

 Lv1/5

 HP:2

 MP:1

 攻撃力:1

 防御力:2

 素早さ:3

 魔法力:2


 ノーマルスキル

 体当たりLv1


 魔法スキル

 闇魔法Lv1


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 おー!! 闇魔法を持ってるぞこいつ! 他のスライムは水魔法なのに! これはアレか? レアなスライムって事か!? てことは食うしかない!!


 俺はそいつに近づき、『噛みつく』をした。


 うっ………!




 まずい。なんか普通に泥水だな。めちゃくちゃジャリジャリするし。うわー、ブルースライムが美味かったから美味いのかと思ったわー。めっちゃギャップあるわ。と俺がモガモガしていると、


『闇魔法Lv1を獲得しました』


 お!きたな!

 そう言うと俺は闇魔法を使うため、スライムの群れからは離れ、草むらに仮面を付けず隠れた。


 仮面を付けてなければ、敵は近づいてこないだろうと踏み、俺は闇魔法のイメージを固めた。

第ニ章始まりました!

面白いと感じたらブックマーク、評価よろしくお願いします!


カクヨムにて、改訂版を少しずつ出しています。

今までの話を、自分なりに推敲しております。時間はかかるとは思いますが、こちらにも出します。もうしばらくお待ち下さい。

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