11.ナッツ好きな男、また
誤字脱字教えてください!はっきり言って文章力はないに等しいです(>_<)温かい目で見ていただけると幸いです。あと、勢いで書いてます。ココ大事。
『ユニークスキル怖顔Lv1が発動します。』
そんな声が頭から聞こえた気がした。
その瞬間、ビックレッドモンキーが尻餅をついた。
は?こいつ俺の事を舐めてんのか?
そう思っていると、ビックレッドモンキーだけではなかった。
レッドモンキー達、ホーンラビット達が全員俺の事を見て尻餅をついていた。
…まぁ、いいか。今はどうでもいい。
さてと…俺はビックレッドモンキーへ1歩踏み出した。
ビックレッドモンキーはビクッと身体を震わせた。
おいおい、俺はまだ何もしてないぞ。俺はあと1歩までのとこまで近づくと、ビックレッドモンキーの首元に噛みついた。
「ヴギャァァァァァッ!!!」
静かな森に断末魔が響き渡る。
まだまだこんなもんじゃねーぞ?俺は敢えて死なない程度で首元から離れる。
「ヴ、ヴ、ヴギッ…!!」
そんな泣くなよ。やりづらいだろ?
今度は手の爪をゆっくりと剥いでいく。
ゆっくり、ゆっくりと。
「ヴ……ヴ……!」
気絶しながら、時々呻き声が上がる。器用なもんだ。そう思いながら手足の爪を全部剥ぎ終わったところで、俺は爪を奴の目に突き立てた。
俺はゆっくりと奴の目に爪を刺し入れ、掻き回す。
グチュ…グチュ…。
嫌な音が鳴る。さっきとは違って断末魔が聞こえねぇな?そう思っていたら、ビックレッドモンキーはもう事切れていた。
なんだ…あっけなかったな……。
俺は空を見上げる。
そう思っていると森の方から気配を感じた。
……20……いや、もっと多い!!
これはやばいと感じた俺は、そーちゃんに声をかける。
そーちゃん!!
そーちゃんの方を見ると、そこには怯えきった奴がいた。
あ………。
周りを見る。
そこで俺は気づいた。
そーちゃん、ホーンラビット達との間に崖のような溝が生まれた事に……。
……。
俺はそこで奴らに思い切り顔を凄ませ、睨む。
するとホーンラビット達はそーちゃんを連れて逃げて行った。
そうだよな……。俺達は会って数日の仲……。しかも種族も違う。そんな簡単に仲良くなれる訳ねぇか……。
『……』
俺は大きな溜息を吐くと、森から来る奴らを待った。
ーユーデス視点ー
やっと王都から騎士達から到着した。
「王都第3騎士団副団長のガラゴスと言います。遅くなって申し訳ない。で、こちらで恐ろしい魔物が出たとか……。詳しくお話をお聞きしたい。」
おぉ!!中々の大物が出て来たな!ガラゴスと言えば騎士団の中でも相当頭が切れ、指揮能力に長けていると聞く。しかも屈強な騎士団員が30人程度だが来てくれた。
これなら、もし悪魔が出てきても…。
ユーデスはそう思っていた。
しかし騎士達は、レラから詳しい話を聞き、大笑いしていた。
「本当なんです!!子リスなのにすごい怖い顔をしていて!!変な行動とかもしていて……本当に悪魔だったんです!!」
「ハハッ!そうかお嬢ちゃん!なら任せてくれ俺達第3騎士団がその恐ろしい子リスの悪魔を討伐してやろう!!」
「……はい。」
レラは信じて貰えてない事にショックを受けているようだ。
まぁ、しょうがない。10歳の子供が言う事だ。この話を聞いて信じる方がおかしい。
「よし!お前達!早速終わらせに行くぞ!」
「「「はっ!!」」」
と騎士達が敬礼をすると森へ入っていた。
「ここがアプルの森か…」
ガラゴスは1人呟く。
こんな平凡な森に子リスの悪魔ね。時々こういう心配し過ぎで騎士団を呼ぶ人はいるが…今回は相当だな。ガラゴスは内心思う。
すると、言われていたヨーナッツの木へ辿り着く。
「よし!お前達ここが子リスの悪魔の発見場所だ!!この近くにいるかもしれん!!調査するぞ!!」
「「「はっ」」」
と騎士達は言うが、どうも緩んでいる。これでは団長がいたら怒鳴られていたな…。と考えていると、
「ヴギャァァァァァッ!!!」
という酷い鳴き声が聞こえた。
「副団長、これは……。」
「魔物の鳴き声だ…。なにかに怯えているような……そんな感じの鳴き声だったな。総員、静かに東の方向へ進む。油断はするな。」
進むこと数分。
ここら辺のはずだが……。
すると突然、
な、なんだ?身体が重く……!?身体から力がなくなったかの様に重くなった。
私だけか?と周りの者をみると皆も同じように身体を重そうにしていた。
ここに何があるって言うんだ……。
ん?あれはビックレッドモンキーか?ランクGの魔物だな。あれなら問題ないな。
しかし……何に怯えている?
草むらの陰から見えたレッドモンキーは、とても小さく見えた。あいつの真正面に何がいる…?
私はビックレッドモンキーの視線を追った。
すると、
その視線の先にそいつは居た。
一気に身体中の血の気が引き、自分の顔が青褪める事が分かった。
なんだあれはっ……!!
子リス。あれは子リスだ。黒い毛が生えた子リスだ。だが普通の子リスじゃない……!なんだあの顔は……!?あの女の子が言ってた事は本当だったのか……!!
悪魔。
自然と口から零れ落ちたその言葉は、騎士団の誰1人否定する者はいなかった。
なんだあいつらは?
人間か?なんでこんな所に。
鑑定さん。今1番先頭にいる奴鑑定して。
『はい』
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種族:人間
名前:ガラゴス
状態:恐怖
Lv45
HP:134/168 34down
MP:130/185 37down
攻撃力:96 27down
防御力:78 20down
素早さ:138 35down
魔法力:144 36down
ノーマルスキル
剣術Lv6
指揮Lv7
魔法スキル
水魔法Lv5
土魔法Lv3
称号
「真面目」
「王都第3騎士団副団長」
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強い…が、ステータスが下がってるな。これが俺のユニークスキルか…。はっ、なんて皮肉だよ。ずっとこんな顔嫌いだったが今なら大好きになれそうだ。
俺は笑った。
あっちが動揺しているのが分かる。
今戦っても厳しそうだな……。レベル差がありすぎる。数も……。
今回は引いた方がいいな。
俺はそう決断すると、あいつらに背中を向けて逃げる。
恐らくだが追いかけてこないだろう。はぁ、これからどこに行こう…。ここにいても、あのゴリラとかに目つけられそうだし。あいつらもいないし…。
そうだ!
こんな時はナッツ探しの旅に出よう!!
ここにはヨーナッツとハミッツしかなかった!!しかしアストラは、変神が一応ナッツが多い世界として選んだんだ!!美味しいナッツが他にもあるかもしれない!
よし!!これからはナッツ探しだ!!
俺は拠点から出て、東の方へ向かった。
ーガラゴス視点ー
「……プハァッ!!」
い、生きた心地がしなかった…!!なんだあの化け物は!?あんなのがこの世に存在していいのか!?
「ふ、副団長…これからどうしますか?」
「…まずは体調の悪い者がいるか確認しろ。それから村へ戻り、急いで王都へ戻る。」
「それからすぐに謁見だ…。」
「は、はっ!」
騎士は敬礼し、急いで皆の体調を確認しに行った。
まさかこんな事になるとは…。本当にあのような悪魔がいるとはな。
私は木を背もたれにして、座り込んだ。
第3騎士団は村へと戻った。
ーユーデス視点ー
ん?騎士団の連中が帰ってきやがった。ずいぶん早いお戻りじゃねーか。
「もう悪魔を倒してきたの!?」
レラが目をキラキラさせながら聞く。
「うーん、すまない。倒す事は出来なかったんだ。追い払う事はできたんだけど、逃げられてしまってね。」
ガラゴスが言う。
「そ、そうなんだ。でもよかった。これで森に入れる。」
「ダメだ!!」
騎士団員の1人が叫ぶ。その騎士は言った後にハッという顔をして、口を手で隠した。
「……森には危ないから入らないようにしてね。」ガラゴスが言う。
「う、うん。」
こりゃあ………。
俺はガラゴス副団長に話しかけた。
「で、何があったんですかい?」
「いや何もなかったよ。」
「騎士様達の様子を見ると何かに怯えてるように見えますがね?」
「………。」
ガラゴスは黙ってしまう。
「悪魔…。」
「は?」
「悪魔が居たんだ。あの女の子が言ってた事は本当だったよ。」
「本当に言ってるんですかい…?悪魔なんてただの御伽噺みたいなもんじゃないですか。」
俺は村長に言われた時、信じるとは言ったが内心では一切信じていなかった。
「事実だよ。悪魔はいる。そして今日それを見てきた。」
「何を言って「王都第3騎士団副団長として誓う。これでいいかい?私たちは急がなければならないのでこれで失礼する。」
「おいおいおい!」
……行っちまった。嘘だろ…?あの子リスが悪魔?信じらんねぇ。
「む、騎士団の皆さんはどこに行ってしまったんじゃ?」
「あん?村長か。あいつらなら急いで王都に戻ってたよ。」
「なんと!随分早いお帰りじゃのう。」
「なんでも本当に悪魔がいたらしいぜ。悪魔なんている訳ねぇのによ。」
「……そうか。あの人は悪魔がいたと言ってたのか。」
「あぁ!!くだらねぇよ!本当によ!!」
「そうか、そうか…。」
とある部屋
「あぁ、そうだ。俺だ。」
「〜〜〜〜だな。〜〜た?」
「実は〜〜〜〜〜〜るらしい」
「〜〜?〜〜〜〜〜〜〜。」
「あぁ、俺もそう思ってたんだかな。もう〜〜もいる。」
「〜〜!?〜〜〜〜〜〜〜か!?」
「あぁ。そいつ、危ない。」
「〜〜〜〜〜。」
「始末した方が良さそうだ。奴等にも連絡頼む。」
「〜〜〜。」
静かに、緩やかであるが確実に、世界は動き出していた。
これにて第1章完結です!
ちょっと怖い表現を使ってしまいました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
これで読む人減ったらショック(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
少しでも面白いと感じた方は評価、ブックマークよろしくお願いします!
カクヨムにて、改訂版を少しずつ出しています。
今までの話を、自分なりに推敲しております。時間はかかるとは思いますが、こちらにも出します。もうしばらくお待ち下さい。




