夏夜。
夏ですよ!!
お久しぶりです。
隠れるっっ!!
エタりそうとか言わないでくださいよ!笑
まぁもうネタないしすんごい書きづらいんですけど。
構想練らずに適当に書かなければ良かったと最近後悔してます。
あ、この小説は、どんな視点からでも行けますよ。
貴方の先入観とか、固定観念が無いのか。
はぁ、こんな事あればいーのにな((懇願
「いっそ消えてしまえばよかった」。
こんなことになるのなら。
自分でもわかってる。
場違いなのが。
でも、仲良くしたかったんだ。
あんなに可愛くて、優しい子と。
もっと、もっと。
なのに、まさか、あんなことになるなんて。
出会ったのは、去年の夏。
近所で夏祭りしてて、それに男友達といったんだよな。
途中でトイレに行きたくなって、祭り会場の神社にあるトイレに行って、
戻ったら、あいつらいなくなってて、そこにはその子がいた。
そう。
俺は一目惚れしてしまったのだ。
一瞬で目を奪われた。
容姿端麗。
サラツヤな黒髪が提灯の光に反射して、天使の輪のようになっている。
大きめな黒縁メガネを少し下目にかけている。
清楚。美形。
脳内にある辞書の誉め言葉が全て出てくる。
可愛い。
ここで我を取り戻し、友達とのグループLINEに現在地を教える。
その時だった。
「あなたも誰かとはぐれたんですか??」
その子が俺に話しかけてきた。
なんだこの、漫画にありそうな展開は。
「はぐれたっつーか、あぁ、まぁそんなとこです」
いきなり話しかけられ動揺している俺にその子は笑っていた。
「良かったら」
次の言葉に俺はさらに動揺した。
「良かったら、一緒に待ってくれませんか?」
「ふぇ?」
驚きであられもない声が出てしまった。
「1人で寂しいんですよ。話す人いないし、スマホ触ってても楽しくないし」
「ぜ、全然大丈夫ですよ」
強がってるような自分がいた。
「ありがとうございます」
心臓がバクバクしてる。
手を当てる必要も無かった。
左に見えるのは、俺より背が低くて、ちょんと座った可愛い子。
この状況をアイツらに見られたらどう思われるだろうか。
植木の周りにある石の椅子。
明らかに空いているのに、密着している。
そんなことを考えていると、肩をトントンされた。
「せっかくですし、お話しません?」
「は、い。あ、まず名前から。俺は健。笹崎 健っていいます」
「カッコいい名前ですね。あ、高那 葵です。宜しくお願いします」
「よ、宜しくお願いします」
可愛い。もうこの感想に尽きる。
「あっ、暑いですね!夜なのに、ね、熱気かなぁ?」
二人とも顔が赤くなっていた。
気まずい。
「待っていてもあれなんで、飲み物買いに行きません?」
その子はメガネを外し、俺の手をとる。
ヤバい。
なんだこのオフ感。
見てはいけないものを見てる感じは…
多少の犯罪感を抱きながら、トロピカルジュースの屋台まで行く。
「お、美味しそうですね!」
「良ければ奢りますよ」
「え、そんな…」
「大丈夫ですよ。何味がいいですか?」
「んー、貴方の好きな物で大丈夫です」
「え、あ、じゃあ、メロンで、俺は…」
「あ、1つで大丈夫ですよ、奢ってもらうなんておこがましい…」
…ええ!?
ドキドキイベントだ。
ここは夢の中か?
疑ってしまうくらい現実味が無い。
「300円になりまーす」
「美味しそうですね!」
「そうですね、!頂きます!」
ちゅるー。
ストローで飲むのは不便だ。
しかもこれを貸すのか!?
「ちょっと、待ってくださいねあ、これ持っててください」
「あ、頂きます!」
え。
その子は飲みはじめたのだ。
しかも、ストローで。
「え、あっ、口つけたとこ拭かないで、大丈夫でした!?」
「全然気にしてませんよ。貴方も気にしないでください!」
気にするよ…。
そんな会話を続けていると、向こうからこちらを見てる人が。
「その男、誰?」
恋人か。
親にも見えなくもない。
「あ、この人は、貴方が来なかったから、一緒に待ち合わせしてくれてて…」
「ちょっと、何してんだよ!?」
怖い。
「こんな性格悪そうな奴と間接キスまでしたのか!?」
なんて言われ様だ。
「あ、すみません。私が友だち待ってたら一緒に待とうって言われてですね…」
「お前、そんな奴だったのかよ。もういいや。おわりだな。」
「…」
「え…」
俺のせいだ。
完全に俺が悪い。
恋人は行ってしまった。
「すみません!俺があんなことしなきゃ…」
「大丈夫ですよ。もう」
その子は笑っていたが、笑顔には哀愁が漂っていた。
ここで人生が変わった。
こんなこと、寝る前に考えるんじゃなかった…
もう絶対思い出さない!心残りすぎる!
俺はベットに顔をつけ、そのまま寝た。
誰かが俺にタオルケットを掛ける。
「可愛い寝顔」
そしてその子は呟く。
「おやすみなさい」
これを、男女関係と見るか、
男子同士の関係とみるか。
想像力は大事ですよ〜
ではでは。