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短編・詩 恋愛

明日へ

作者: 些稚 絃羽

無意味な事ばかり考えてた朝

どうしたって変えられない

そんな過去に悔やんだり



孤独を抱えて眠る夜

暗闇の中に独りきり

そんな夢に涙して



我慢することに慣れていたんだ

当たり障りのない言葉で

本音を隠して笑ってたんだ

麻痺した心は冷たくなった



驚く程の気軽さで肩を叩いて笑う君

肩が痛んだはずなのに

胸がどきりと跳ね上がる



瞬く程の素早さで心に入り込んだ君

本音は言わないはずなのに

好きだと口から溢れ出た



いつも笑う君が泣いていたんだ

私も好きだと言いながら

涙も拭かずに笑ってたんだ

繋いだ手と手は暖かかった



季節が幾つ巡ろうと

君は僕の隣に居て

変わらず笑ってくれるから

愛しさに幸せを噛み締めた



あるはずだよ、この先に

いつかした約束の続き

俯いた朝も泣いた夜も

過ぎた時に手を振って

明日の君を抱き締めよう



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