明日へ
無意味な事ばかり考えてた朝
どうしたって変えられない
そんな過去に悔やんだり
孤独を抱えて眠る夜
暗闇の中に独りきり
そんな夢に涙して
我慢することに慣れていたんだ
当たり障りのない言葉で
本音を隠して笑ってたんだ
麻痺した心は冷たくなった
驚く程の気軽さで肩を叩いて笑う君
肩が痛んだはずなのに
胸がどきりと跳ね上がる
瞬く程の素早さで心に入り込んだ君
本音は言わないはずなのに
好きだと口から溢れ出た
いつも笑う君が泣いていたんだ
私も好きだと言いながら
涙も拭かずに笑ってたんだ
繋いだ手と手は暖かかった
季節が幾つ巡ろうと
君は僕の隣に居て
変わらず笑ってくれるから
愛しさに幸せを噛み締めた
あるはずだよ、この先に
いつかした約束の続き
俯いた朝も泣いた夜も
過ぎた時に手を振って
明日の君を抱き締めよう