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愛し愛されVtuber  作者: 雪星すみれ
第一章 Vtuberになる
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初配信(1)〜初めまして〜

「ふぅー…よし、大丈夫出来る」


遂に初配信が五分後に迫ったわたしは、配信の待機画面を見ながらそう自分に言い聞かせていた。


「それにしてもこんなに多く見る人がいるなんて…」


確かに昨日のC.R.NEWSラジオの最後でも宣伝はされていたけどたった一人の配信に一万人以上の人が見にくるだなんて思ってもいなかった。


「今更だけど本当にわたしで良いのかな…」


姉の勧めがあったとはいえ面接も何も無しに準備が進んでしまい不安になってくる。


「ううん。それを証明する為の配信でもあるんだ、弱気になってちゃいけない」


後一分、もうすぐでわたしをみんなに知ってもらう配信が始まる…


十…九…八…七…六…五…四…三…二…一…



______________________________________


[始まった]

[楽しみ]

[どんな子なんだ]


「みんな初めまして、CR所属のVtuber雪星菫だよ、よろしくね」


[可愛い]

[緊張してる?]

[おどおどしてて可愛い]


「可愛い…か、この容姿にしてくれた沙織ママには感謝しないとね」


[沙織ママの絵なら安心だわ]

[沙織ママさんか…どうりで]

[一体いくら払ったのだ…]


「値段の話は禁句だよ?…まぁ冗談は置いておいて本当はママが他の人用に作ってボツになった立ち絵を描き直してもらったんだ」


[ほえ〜]

花咲沙梨華[あっ菫ちゃーん今あなたのお家に向かってるのー]

[沙梨華ちゃん!?]


「ふぇ!?沙梨華先輩!?何言ってるんです!?」


花咲沙梨華[え?マネージャーさんから聞いてない?]

海島マネ[菫さん…事前にDiscordで伝えておきましたよね…]

[ほえ〜菫ちゃんのマネさんは海島氏か]

[そこじゃないだろw]


「え!?あっ本当だ…忘れてた…」


Discordを確認したところ確かに『一期生のどなたかをそちらに送りますね』と書いてありわたしも返事をしていた…


「うう…まさかこんなに大事な事を忘れていたなんて…」


海島マネ[今回は初配信の緊張もあったでしょうし見逃しますけど次同じ事やったら怒りますからね]

[って怒りながら入力してるんだよね…]

海島マネ[どうやら命が惜しくない方がいらっしゃるようで…]

[ひっ]

ギリギリ日付変わる前に描き終えた〜

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