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愛し愛されVtuber  作者: 雪星すみれ
第一章 Vtuberになる
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先輩方の配信(1)

「沙耶さん、お待ちしていました」


あれから数日、わたしは海島さんに呼ばれてCR本社に来ていた。


「海島さん、すいません遅れてしまって」


「いえいえ、こちらが突然呼んだんですから気にしないでください」


「それで、用はなんなんですか?」


「今回は是非先輩方の配信の様子を見ていただこうかと思いまして」


「先輩方の配信を?」


「はい。初配信が明日に迫っているのとあちらからの要請がありましてね」


「先輩方からの要請が?」


「『新人さんにわたし達の配信を見てほしい』と本人達からの要請ですので。こちらとしても良い影響を受けて貰えればと思っていますので」


そういうことか…そういえば一期生と二期生の先輩の名前も知らなかったからなぁ‥良い機会だ、学ばせて貰おう。


「なるほど、でしたらこちらとしても好都合です。それに、先輩方のことも少しは知っておきたいですから」


「そう言ってもらえてよかったです。もうまもなく始まるので着いてきてください」


そうして案内されたのは大きなスタジオだった。そこにはスタッフさんと一期生の先輩方が配信の為の準備をしていた。


「ああそれと、配信中はあまり大きな声を出さないでくださいね。下手すると放送事故になりますから」


「ん、わかりました」


確かに、場合によっては放送事故になる可能性があるのか、配信者は色々と考えることが多いんだなぁ。


「お、そろそろ始まりますよ」


『C.O.R.E.一期生!NEWSラジオ〜』


『『『『いえーいー』』』


[始まったな]

[待ってました!]

[今日はどんな内容だろうな〜]


お、凄い速さでコメントがされている。始まって数分で同接が1.3万人なのは一期生の人気の高さが窺えるなぁ。

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