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愛し愛されVtuber  作者: 秦宮 怜
第二章 新たな日常
13/47

【おはよう】新人ちゃんとやる朝活配信

「やっほーみんな後輩に告白された沙梨華だよ」


「ごほっごほっ…してませんよ告白なんて!あ、ゲストの菫です」


「えーでも昨日の配信で言ってたじゃん、「わたしから離れないで」って「約束破ったら殺す」って」


「あ''あ''あ''あ''ー」


[おはようやで]

[朝っぱらから何を見せられているんだ…ごちそうさまです]

[昨日は結構限界状態だったしノーカンでは?]


「えー駄目だよノーカンなんて、それに限界状態まで我慢してたのは本人が悪いんだから」


「正論パンチやめてください」


「まあでも?わたしがいる限りそんな状態にはさせないけどね」


[でも沙梨華さんも「わたしが絶対一人にしない」って言ってましたよね?]

[お?]

[お互い様ってこと?]

[なんだ、夫婦喧嘩か]


「「誰が夫婦だ誰が!」」


[仲良しやんけ!]

[もしかして台本でもある?]

[あったとしたら俺らのコメント読まれとるやん]


「え?台本?無いよそんなの」


「ぶっつけ本番一発撮りですからね」


「一発撮りではないでしょ」


「そういえば先輩って歌枠しないんですか?」


「唐突だね…正直一人で歌ってるのって虚しくなるからやりたくないんだよね」


[人カラ…うっ頭が]

[やめたげてよぉ]

[隠キャにそのセリフは刺さる]


「なんだ、そんなことならもう解決じゃないですか」


「え?」


「だって先輩にはわたしがいますから、わたしが一人じゃないなら先輩も一人になんてなりません」


「キュン」


「え?」


「なっなんでもないよぉ?」


「声上擦ってますよ…まあいいです。改めて言いますけど先輩がわたしから離れないのならわたしも先輩から離れません、これだけは忘れないでください」


「はっはい」


[キマシタワー]

[お…おい、これって…]

[ああ…菫ちゃんからの告白だ…]

[切り抜き班!仕事が出来たよ!]

山比良沙織[娘の告白現場に居合わせてしまった…大きくなったね]


「あ、沙織ママだ、おはよー」


「………はっ!おかしい…ここ数分の記憶が消えてる…」


「あれ?先輩どうして鼻血出してるんです?拭きましょうか?」


「いやっ!結構です…今顔近づけられたら死んじゃう(ボソっ)」


[鼻血出させた元凶がなんか言ってるよ]

[ボソっと言ってるけどマイクはバッチリ拾ってるぞ]

CR公認切り抜き班[流石にあのシーンは切り抜いて動画にしないと怒られそうだな…]

[頼むぞ切り抜き班、あのシーンの被害者を増やす為にも]

[これは流石に公式ラジオでも取り上げられる内容やなぁ]


「あ、そういえばわたしのチャンネルの登録者が三万人超えたんです、これもいつも応援してくれている皆さまのおかげです。ありがとうございます」


「先輩の目標は十万人でしたね。約三分の一ですか」


「近いうちに記念配信もするからよろしくね、あと菫ちゃんは今回の罰として記念配信一緒に出てもらうよ」


「なんの罰ですか」


「は?無自覚とかやばくね?」


[ホントだ]

[おめおめ]

[無自覚に人を堕とすな]

山比良沙織[流石にネタだよね?]


「ネタ?なんの事です?わたしは当たり前の事を言っただけですよ?」


「ははは…まあ日程が決まったらTwitterで呟くからよろしくね」


「今度絶対歌枠もやりましょうね」


「そのうちね…そのうち」


「むう…まあいいです」


「さて、この辺で今日は終わりにしようかな」


「なんやかんや一時間ぐらいやってましたね。そのうち数分はコメントも含めて何故か止まってましたけど」


「ナンデダロウネー」


[フシギヤナ]

[フシギバナ]

[でもこんな事他の人にも言ってたら誤解されそう]

[確かに、CR内に菫ちゃんガチ恋勢が多発する]


「え?なに言ってるんです?こんな事他人に言えるわけないじゃないですか」


「え?でもわたしも他人だよ?」


「なに言ってるんです?先輩とわたしはもう家族じゃないですか」


「アッ」


[うっ]

[……]

[………]

山比良沙織[…………]


「みんな!?えーと配信終わりますね!?」






その後めちゃくちゃ切り抜きがバズった。

と同時にCRと視聴者内で「菫ちゃんの家族になりたい!」勢の発生が絶えなかったらしい?

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