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HOPE・DIEAMOND  作者: 行方不明者X
Chapter.01 Hope・Diamond
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使命

窓から射し込む弱い光と、壁の燭台の上で揺れる心許ない炎に照らされる薄暗い廊下を、気を抜いてしまえばその薄闇に溶けて見失ってしまうような黒い髪の青年が歩いていく。コツン、コツン、と鉄のブーツの踵と石の廊下がぶつかり合う音が、廊下に響いていく。

暫く歩いて薄暗い廊下を抜けると、中庭の見える広間に出る。ふと青年は立ち止まって中庭に目を向ける。自分が幼い頃も此処で遊んだことを思い出し、彼は懐かしさに思わず笑みを溢した。

その後、直ぐにまた一定の感覚を開け歩む音が響く。今度は少し速度を上げ、足を進めるのを早めた。慣れ親しんだ廊下を抜け、幾つもの角を曲がり、階段を上った先で、漸く彼の足は止まった。青年の目的地であった扉の前まで来たからだ。青年は自分の背丈の三倍はあるであろう豪奢な装飾の扉の前で踵を揃え、背筋をしゃんと伸ばして立ち、声を上げた。



「第三寺院所属フレデリック、参上致しました」



ゴゴゴゴゴゴ…………



青年――――――フレデリックが自らの名を名乗ると、フレデリックの目の前で固く閉ざされていた筈の扉が、地響きを伴いながら一人でに開いた。



「失礼致します」



扉が開ききるのを視認し、フレデリックは一言そう告げ、扉の中の大聖堂へと歩を進めていく。大聖堂に入ったフレデリックを出迎えたのは、全面に美しいステンドグラスの光、そしてその場に集まった人々の視線だった。

全面に張られたステンドグラスは、火、水、雷、風、光………この世のあらゆる魔法のシンボルやその魔法を司る神々や妖精を象ったそれらは、射し込む光を昔と変わらず美しく彩っていた。

そしてこの日の為に呼ばれたのであろう正装姿の同年代の友人達やシスター、神父達や子供達は、固唾を飲んでフレデリックを見つめていた。

フレデリックはその光と視線の中を悠々と進み、玉座の前へと立った。そして極めて自然な動作で跪き、首を垂れた。



「お呼びでしょうか、教祖様」



フレデリックが玉座に座る教祖へ問い掛けると、玉座に腰掛けたまま、教祖は口を開いた。



「良く来てくれた、フレデリック」



その教祖と呼ばれるには些か不相応にも感じる若く美しい容姿から、容姿に見合った若い声が響いた。



「皆、良く集まってくれた。此度其方達を呼んだのは、他でもない。この世界に破滅の危機が近付いている」



重々しく教祖の口から紡がれた『破滅』という言葉に、その場の空気が張り詰める。



「一昨日、大気の魔力の大きな乱れが観測されたとの報告があった。報告によれば、過去に観測されたことのある事例と酷似しているとのことだ。直ぐ様その乱れについて調べさせたところ、あることが分かったそうだ。その乱れは………我が教会が度々行ってきたある儀式の際に発生する魔力の波とも一致した」



しんと水を打ったように静まり返る大聖堂に、声を張り上げている訳でもないのに良く通る教祖の言葉が響く。



「問題のその儀式だが…………表の世界であるこの世界と裏の世界を繋ぐ『門』を開く儀式だった」



ザワリ、と空気が動揺で揺れる。フレデリックも思わずぎょっと目を見開いた。

フレデリックが教会で培ってきた知識では、この世界には対となるもう一つの世界、この場では『裏の世界』と呼ばれるものが存在し、『科学』という技術が進歩し、『魔法』は消えてしまったというこの世界とは全く正反対の発展をした世界があるのだと言い聞かされてきた。この二つの世界が交わる事象は希であり、殆ど起きることはない、ということも。ただし、神々によって造られたこの世界と彼方の世界を繋ぐ『門』というものがたった一つだけ存在しており、それは今はこの教会の地下奥深くに厳重に保管されていて、開かれる事は滅多にないと言われていた。



「勿論、その日儀式は行っていない。つまりは、彼方側から世界を繋ぐ門を無理矢理構築し、抉じ開ける程の魔力干渉があった………という事だ」



教祖は其処で言葉を切り、少し間を開けて言葉を続けた。



「こんな事が出来る程力を持つ物など、我々が彼方側に送り込んだ物しかない。直ぐ様に彼方側に渡っている勇敢な信徒と連絡を取らせ、我々が封じた物が消えていないか確認させた所………最悪な事態が起こっていた。

我が教会史上最悪の【呪石(じゅせき)】、『ホープ・ダイヤモンド』の所在が確認できなかった」



苦虫を噛み潰したような顔で語られる教祖の言葉に動揺したように、先程より大きく空気が揺れる。嘘だろ、と呟いた怯えた声がフレデリックの耳に聞こえた。そう言いたいのはフレデリックも同じだった。

――――――――ホープ・ダイヤモンド。教会に属する者ならば全員が知っている、青いダイヤモンド。その昔、何人もの命を奪い、何度破壊しようとしてもその度に事故や災害に見舞われた。最終的に預けられた当時呪術の名家であったホープ家ですら解呪出来ず、逆にその宝石に掛けられた呪いの強さに呑み込まれ没落に追い込まれた。その危険性から教会に魔力を持つ【パワーストーン】の中でも最高ランクの【魔石】でありながら第一級危険(だいいっきゅうきけん)宝物(ほうぶつ)【呪石】に分類され、魔力の無い彼方側に送り込んで魔力を絶ち切って漸く封じられた宝石。

それが二度と目覚めることがないように、今は博物館に宝石として飾られ、仲間の信徒によって厳重警備がされていた筈では無かったのか。何故、それが消えているのか。

人々が抱いているであろう疑問に答えるように、教祖は言葉を続ける。



「彼方側からの報告によれば、博物館で立て籠りがあり、その際に原因不明の大規模火災があったそうだ。犯人も人質も、大多数が犠牲になったらしい。救助され怪我で済んだ者も居たらしいが、残念なことに、警備していた我々の信徒は人質として捕らわれ、その火災に巻き込まれ………犠牲になった。先ずは、犠牲になった家族と、犠牲者達の魂の安寧を祈ろう」



そう言った教祖は玉座の上で手を組む。それに倣い、人々は手を組み、祈りを捧げる。

『犠牲になった』という言葉を聞いて、フレデリックの心がずくりと痛んだ。この教会の信者であったという事は、自分達の家族であったということ。家族が死んだと聞いて、心を痛めない信者は此処には居ない。それだけ、彼等はお互いを思い合っていた。

犠牲になった家族の命が、神々によって彼らの魂が安らかな眠りへと導かれる事をフレデリックも手を組んで静かに祈る。その祈りを捧げる為の間が空いてから、教祖は話を続けた。



「………話を続けよう。その火災が起きたのは一昨日、地震があった時刻と一致する。つまり………ホープ・ダイヤモンドが何らかの原因で目を覚まし、その際にこの世界に繋がる門を開ける程の魔力が行使された、と考えるのが自然だ。原因不明の火災はホープ・ダイヤモンドの魔力が暴走した証拠、と考えられる。………考えたくはないが、我々の家族の命は、ホープ・ダイヤモンドに奪われたということになる」



片手で顔を覆った教祖の声が震える。フレデリックは教祖の顔はきっと怒りで歪んでいるのだろうと考える。その怒りはきっとこの場に居る信者全員が懐いていることだろう。斯く言うフレデリックも、呪石が家族の命を奪ったという事実に怒りが抑えられなかった。何故呪石に家族が殺されなければならないのか、という怒りがそこにあった。

人々の怒りが昂るのを犇々(ひしひし)と感じながら、教祖は覆っていた片手を外し、話を戻す。



「そして、更なる調査の結果、ある事が分かったらしい。その博物館を管理していた夫妻の一人娘が失踪しているということだ」



一度は静まった空気がまたざわっと大きく揺れる。フレデリックは失踪している人間がいるという事に引っ掛かりを覚えた。生き残りとして数えられているならば未だしも、何故『失踪』しているのかが引っ掛かったのだ。



「我々の家族が犠牲になる程大規模の火災にも関わらず、同じように人質として捕らえられていた筈のその一人娘だけは見つからなかった。生き残った者からも出てこなかったとの事だ。調査中の今でも未だにその娘は見つかっていないそうだ。これは有り得ない事だ。

ホープ・ダイヤモンドの喪失、一人娘の失踪、そして抉じ開けられた『門』………この三つから考えるに、ホープ・ダイヤモンドはその娘の手元にあり、その力で『門』を抉じ開け、この世界に侵入している」


教祖の言葉にどよめきが起きる。

裏の世界からの侵入者。『門』が開くという事態は過去に事例が無い訳ではないが、その『門』を通り抜け、此方側に侵入者が入り込んだという事例は全く聞いた事も見たこともない。この世界の全ての文献を隈無く探しても見つからないだろう。

教祖が片手を挙げると、また空気がしんと静まり返る。それを見て、教祖はまた口を開いた。



「ホープ・ダイヤモンドが覚醒すれば、此度こそ世界が滅びるだろう。………私は、忌まわしきその火災を起こしたのはその娘なのではないか、と考えている。ホープ・ダイヤモンドを目覚めさせる為の生け贄として我等の家族の命が()べられた、という可能性が考えられるからだ。

この考えがもし真実ならば………どちらであれ、その娘は罪を犯したことには変わらない。ホープ・ダイヤモンドを目覚めさせ、此方側を破滅させようとしている。これは大罪だ。神々の許で公平に裁かれ、罰されるべきだと、私は考えている。勿論、本当に娘が何もしておらず、ホープ・ダイヤモンドの魔力の暴発に巻き込まれてしまったという可能性もあるが、その時は丁重に謝罪した上で彼方側に送り届けてやればいい、と考えている。

皆は、どう思う?」



自らの考えを述べ、最後に教祖が信者に問い掛けると、ぽつりと、「裁かれるべきだ」という一言を誰かが口にした。その言葉は波のように広がり、そうだ、そうだ、と賛同の言葉が次々と上げられる。



「そいつは裁かれるべきだ!」



「裁かれるべきだ!!」



「公平な裁きを!!」



大人も、子供も、信者の意見が娘への裁きを求めるモノへとなる。フレデリック自身も、娘への裁きを求めていた。

神々の許で行われる公平な裁判で、娘が何もしていないと分かったならそれでいい。だが、もし教祖の言う通りに本当に家族の命を生け贄にしているとするなら、それ相応の罰を受けるべきだ、と彼は考えていた。

罪を犯した人間は、罰されるべきだ。そんな考えが、彼の中にはあった。

教祖は裁きを求める信者達を見て頷くと、また片手を挙げ、信者達を鎮める。そして信者達が鎮まると、信者達一人一人を見渡しながら話を続ける。



「そこで、私は昨日我等が神に問うた。この破滅の危機を乗り越えるにはどうすれば良いか、と。其処で、神はこう答えられた。

―――――――『第三寺院所属フレデリックを勇者とし、その娘を捕らえ、ホープ・ダイヤモンドを奪取せよ』、と」



教祖がそう言った所で、漸くフレデリックは此処に呼ばれた意味を知った。



「この神託に従い、フレデリックに正式に第十三代勇者の勲位を授けることとする」



自分は選ばれたのだ、と。



続いた教祖の言葉に、信者の間にどよめきが走る。

この教会に於ける『勇者』という役職は、大変名誉な物だと子供の頃から伝えられてきた。代々魔法より上の力である『超能力』と呼ばれる力を併せ持つ人間だけが就くことの出来る、世界の守り手。何世代にも渡って世界を守ってきた、この世界の最後の砦。この守りが途切れることがあれば、世界は瞬く間に破滅するだろう。それを防ぐ為に、次代の勇者候補として世界に点在する何人もの『超能力持ち』が世界中からこの教会に集められ、保護されている。本来ならば、学力や超能力のコントロール技術などの様々な技能を競い合った末に選ばれる筈の物。その中から神によってただ一人選ばれるのは、極めて異例だ。

フレデリック自身も超能力持ちであり、勇者に憧れ、他の超能力持ちに負けぬようにと研鑽を重ねていた。その努力がこうして報われる事になるとは、思いにも寄らなかった。



「我等を正しく導いて下さる神々からの神託だ。どんな信者であれ、この決定に異を論ずる事は認めない。きっと何れ来るべき日まで努力していた他の候補者達には、異を唱えたい者も居ると思う。その者には別の褒章を授けよう。いいな」



動揺が広がりつつある信者達に向け、教祖はそう続ける。そうしてフレデリックへともう一度視線を動かした。



「フレデリックよ。勇者の勲位、受けてくれるか」



そう玉座の上から真っ直ぐに自分を見つめる教祖の問いに返す言葉は、フレデリックの中ではもう疾うに決まっていた。

何度周りに馬鹿にされ、貶されようとも、何時か来るかもしれないこの日の為にずっと前から用意していたその言葉は、フレデリックの口からするりと滑り出る。



「勿論です、教祖様。第十三代勇者の勲位、有り難く拝命致します」



フレデリックが深く頭を垂れ、喜びに打ち震えながらそう答えると、わっと信者達が沸き立った。

新たなる時代の勇者が、今此処に現れた。その事実に大いに喜び、この先の未来に希望を抱いていた。

沸き上がる信者を諌め、教祖は言う。



「フレデリックよ。其方は命名がまだだったな?」



「はい」



教祖の問いにフレデリックは肯定を返す。本来この頃には普通の信者で出生が不明であったりする者や家を出た者なら既にシスターや神父から命名がある筈なのだが、フレデリックなどの超能力持ちは勇者への試練の後に回されていることもあり、フレデリックにはまだ命名がされていなかった。

教祖は左手を顎の下へとやり、ふっと笑う。



「良い機会だ。私自ら名を贈りたいのだが、構わないか?」



フレデリックが目を見開くのと同時に、またざわりと空気が揺れる。



「宜しいのですか?」



「あぁ。私からも勇者に贈り物をしたいのだ」



「………では、お願い致します」



思わずフレデリックが顔を上げて教祖に問い返すと、教祖は微笑んだまま頷いた。教祖が考えてくれるなんて、なんて栄光なことなのだろう。そう考えたフレデリックに、教祖からの提案を拒否する意思は全く無かった。



「では、これから先其方は、『フレデリック・タゲテス』と名乗るように。彼方側で救世主の母である聖母の名を持つ花から採ったものだ。世界を守る勇者の名には相応しいであろう」



『フレデリック・タゲテス』。それが、新しい自分の名。



「有り難く、頂戴致します」




何回も反芻し、噛み締める。既に命名を終えた他の同年代の信者達が自身の名を名乗り合うのが少し羨ましかった彼は、これからは自分も名乗れるのだという事に喜び、自身が勇者となった事とも併せて、今まで生きてきた中で今日は最も誇らしく、喜ばしい日へとなった。



「そして、幾ら勇者とは言え、ホープ・ダイヤモンドの力は強大だ。もし万が一でも失敗すれば、世界は破滅に向かうであろう。

そこで、其方に同行者を付けることにした。立つが良い、其方の同行者を紹介しよう」



言われるまま立ち上がったフレデリックの背後の扉を一瞥し、教祖は一言、



「入れ」



入室を許可する一言を言った所で、扉がまた音を立てて開く。

大聖堂の中へとやってくる三つの足音に、フレデリックは思わず振り返った。そして、目を見開く。



「エリー!? ジャックに、ルークまで!?」



其処に居たのは、自分が良く知る友人達。驚愕するフレデリックに向け、エリーと呼ばれた黒い髪の女性――――エリオンタリス・ペリシカムは言葉は返さず、そっと微笑んだ。フレデリックを見て、ジャックと呼ばれた明るい茶髪の長身の青年――――ジェイコブ・ジェンシェンは悪戯が成功した子供のように笑う。ルークと呼ばれた短い金髪の青年―――――ルーカス・ベットニカは薄い唇を小さく吊り上げる。



「どうだ、不満か?」



教祖の問い掛けに呆然としていたフレデリックははっと我に返り、そして、改めてこの場に現れた友人達を見て、教祖へと向き直り、その問いに首を横に振った。



「…………いいえ、教祖様。彼らならば、心強いです。御配慮していただき、光栄です」



エリオンタリスも、ジェイコブも、ルーカスも、この歳にして大人すら越える実力者だ。そして、何度も心を通わせ合った友人達だ。

彼等ならば、安心して背中を預けられる。そう確信して、フレデリックは笑顔でそう言った。



「そうか。………では、エリオンタリス・ペリシカムに魔導師、ジェイコブ・ジェンシェンに弓士、ルーカス・ベットニカに武道家の勲位を授ける。そして、其方達に勇者の旅路への同行を命ずる。勇者を良く支えよ。良いな」



「承知致しましたわ」



「お任せ下さい、教祖様!」



「お任せあれ」



命を下した教祖に対し、この瞬間を持って『友人』ではなく『仲間』になった彼等はそれぞれ、エリオンタリスは優雅に、ジャッカルはにかっと人好きのする笑みを浮かべて、ルーカスは静かに答える。それを見て、教祖は満足そうに頷いた。そうして玉座から立ち上がると、勇者一行に命を下した。



「それでは、此より勇者達に三日の猶予を与える! 三日後の朝に出立し、ホープ・ダイヤモンドを持つ彼方側からの侵入者――――フローレンス・アキレジアの捕縛、そしてホープ・ダイヤモンドの回収に向かえ!」



『はっ!』



その命令に勇者一行が返事を返すと、わぁっと信者達が沸き立った。



「総ては、世界の安寧と平和の為に!」



『総ては、世界の安寧と平和の為に!!!!』



そして、最後に教祖が教会の掲げる第一の規範を叫べば、フレデリックを含めた信者達も同調して叫び返した。

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