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第二話 ステータス

 とりあえず、今の状況を確認しよう。


 まず、目の前で大興奮中の熊さんは、案内役で俺の従魔のようだ。というか、今のステータスを今の今まで確認してなかった。

 相当混乱してたみたいだ。


 まぁ、いきなりこんな巨大な熊がいれば、混乱もするだろう。

 二足歩行の今の体だと、3mは越えてそうだ。気持ち良さそうな腹があるのが、唯一の救いだった。

 さて、早速確認しよう。


「ステータス」


【名前】  ラース

【性別】  男

【年齢】  7歳

【種族】  人族

【職業】  テイマー

【Lv】  1

【魔力量】 500

【魔法】  生活魔法

【スキル】

[ノーマル]解体Lv.2 

      料理Lv.2 

      算術Lv.10 

      言語Lv.10

      魔力操作Lv.4 

      身体強化Lv.3


[ユニーク]全言語理解 

      無限収納庫

      神魔眼 

      テイム 

      全魔対応


【称号】  転生者

      新種聖獣「ボム」の相棒


【加護】  火神の加護 

      水神の加護

      戦神の加護 

      魔神の加護


 色々言いたいことがある。


 まず、名前が勝手に決まったことはいいだろう。

 次は年齢だが、若返りすぎだ。

 だが、いいことだから気にするのは、やめようと思う。

 魔力量は、人族としては多い方だと思う。

 魔法とノーマルスキルは、転移のときのパシリスキルだ。問題は、ユニークスキルから先だ。


 全言語理解は分かる。

 理解出来ないものはないという、テンプレだと思う。無限収納庫も名前は違うが、インベントリってやつと同じだ。

 次の神魔眼って何だ?

 説明が、見たい物を見る。

 ということは、鑑定眼とか千里眼とかのことだろう。精霊視もあるのか?


 あと、テイムはさっき聞いたけど、他と違うのは、経験値のやり取りと念話の有無くらいのようだ。

 この全魔対応って魔法適性のこととは、違うのだろうか?

 早速、神魔眼で見てみることにする。


 結果としては、種族特性の魔法や魔術の使用が可能になるというものだそうだ。

 ということは、竜のブレスもということになりそうだが、そもそも覚える機会は来ないだろう。


 あとは、加護だ。

 あの場は、火神様しかいなかったけど、他の神様も協力してくれてたようだ。一応補正がかかるのは嬉しい。


 各適応属性の消費魔力が10分の1。


 鍛冶技術の成長補正【極】

 完成品に補正【大】


 料理技術の成長補正【極】

 完成品に補正【癒】


 戦闘技術の成長補正【極】

 取得経験値10倍


 魔法関連の成長補正【極】

 魔力量増加率10倍


 という具合にヤバい。

 普通にチートだと思う。

 ただ、あえて言うとしたら、戦闘スキルがないから、今のままだと即死だ。死なないための案内役でもあるのだろう。

 本当に、世話になりっぱなしであった。

 お使いという名の役目をしっかり果たそう。



 暇つぶしを少しでも長く楽しんでいたいと考えている神々の思惑など知りもせず、健気にただ感謝をするラースである。


 それはさておき、ついでにボムのステータスも確認してみることにした。

 ということで、とりあえず落ち着かせて一緒に見ることに。


「鑑定」「ステータス」


 基本相手のは見られないからだ。


【名前】  ボム

【性別】  オス

【年齢】  148

【種族】  紅炎熊(プロミネンスウルス)

【Lv】  186

【魔法】  大地魔術 

      火炎魔術

      雷霆魔術 

      流水魔術 

      時空魔術

【スキル】

[ノーマル]身体異常無効

      精神異常無効

      状態異常無効

      物理攻撃無効

      魔法攻撃無効

      看破 

      隠密 

      心眼

      超感覚 

      武闘術Lv.5 

      身体制御Lv.10

      魔力制御Lv.10

      魔力把握Lv.10


[ユニーク]擬人化


【称号】  神々の共犯者

      転生者「ラース」の相棒

      新種の聖獣への進化


【加護】  獅子王神の寵愛

      火神の加護 

      水神の加護

      戦神の加護 

      魔神の加護



 ということだ。

 コイツも色々ありそうだ。


 まず、何で魔法欄に魔術がいっぱいあるのだろう。

 同じ加護をもらって、俺にはない。

 あとは、獅子王神の寵愛についてである。

 この際、年齢やレベルは放置だ。


 とりあえず、聞いてみることにした。

 魔法欄を見て、また興奮しだした愉快な相棒を見ながら、思うのだった。


 可愛いやつめ、と。



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