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1人目 神武天皇(神話)

 神武天皇

 初代天皇

 在位紀元前660年(神武天皇元年)~紀元前585年(神武天皇76年)

 古事記137歳崩御、日本書紀127歳崩御

 神武天皇陵 畝傍山東北陵


 概要

 今回の日本史人物紹介は、神話上の人物となりますが日本の建国神話として登場してきてなおかつ初代天皇であるということもあり神武天皇を取り上げようと思います。神話上の人物ということもあり実在説、非実在説の両者が存在しており歴史学的な立場で言えば現在は非実在説が有力ですが、一部の方々の間ではまだ実在していると思われている方です。私的には神武天皇は実在してほしいのが願いですが、歴史学をやっている身として非実在説でしょうか。ただ、紀元前660年はさすがにさかのぼり過ぎているのでもっと時代が下ったところで存在していたという考えの人もいます。私はそちらのほうが合理性があるなと思います。

 さて、実在説、非実在説の話は今回は於いておき神武天皇の足跡について見ていこうと思います。

 神武天皇という名前は天皇に即位しその後崩御し760年ごろに淡海三船という人によって送られた漢風諡号かんふうしごうのことです。もともとは神日本磐余彦尊かむやまといわれひこのみことと呼ばれていました。彦波瀲武鸕鶿草葺不合命ひこなぎさたけうがやふきあえずのみことの四男(または三男)であり、15歳になると吾平津姫あひらつひめを妃とし、息子の手研耳命たぎしみみのみことを産みます。

 この後神武東征と呼ばれる物語が始まります。古事記と日本書紀では東征の理由について異なります。東征したのは、ニニギノミコトが天から降りてきてからだいぶ経っているのにまだ西の端(当時、神武天皇らは日向国現在の宮崎県)あたりだけを治めていました。そして、東の地にはいい場所があることを知り東に向けて東征を始めます。

 東征の内容については下記HPから見てもらえばいいと思いますが、この東征の話の中には有名なヤタガラスが出てきたりしています。兄がこの東征の中で死んだりしながらも無事に東征に成功した神日本磐余彦尊かむやまといわれひこのみことは、辛酉の年(神武天皇元年)一応西暦だと紀元前660年とされている年に橿原宮で即位し、始馭天下之天皇はつくにしらすすめらみこととして称します。

 ちなみに神武天皇という天皇名は8世紀の人である淡海三船によって贈られたものです。

 こうして天皇に即位した神武天皇は神武天皇76年に127歳で崩御します。


 さて、今回はこの辺で。この作品は大体短い話をしていこうと思います。また、加筆することもあるかもしれません。次の人はまだ決めていませんが、来月更新です。


 ◇参考文献

 ウィキペディア『神武天皇』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%AD%A6%E5%A4%A9%E7%9A%87

 宮内庁HP『神武天皇・畝傍山東北陵』http://www.kunaicho.go.jp/ryobo/guide/001/index.html

 『初代天皇・神武天皇は存在したの?』http://www12.plala.or.jp/rekisi/jinmu.html

 ウィキペディア『神武東征』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%AD%A6%E6%9D%B1%E5%BE%81

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