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Dear my father

作者: めい

『お父さん』という存在は、全てではないと思うが、家族や特に娘に邪険にされやすいと思う。そんな『父』の存在を、不器用な愛情しかできない父の愛情に少しでも気づいてあげることができたら、、父親はどんなに喜ぶであろうか。


ST;『おきゃ〜』


よく、父と母は、くだらないことでケンカをする。最初は言い合いをしていても、母が『もう、いい!』と言い出すと、態度は一変…父は『おきゃ〜〜!!(お母)』と、叫びだし、母に抱きつく。母に肘鉄されてもなお、しがみつく。金魚のフン状態。おわかりのとおり…父は母のことが大好きなのだ。そんな父と母、結婚26年目(笑)


ST;『マッサージ師』


父は母の尻に敷かれている。

ソファーに座る二人の体勢は、おきまりで、母の足は父のひざの上。

父は母に足裏マッサージを強いられている。ところが、父は、マッサージの才能のさの字もない、ど下手マッサージ師…母の足を何十年ともみ続けているのにもかかわらず、成長をしらない。だから、いつも母に『痛い!』『つまむな!』『へたくそ!』言われ、だがしかし、、、へこむことを知らない…(笑)


ST;『親バカ』


父は私のことが大好きだ。

いつも、ニコニコニコニコ話し掛けてくる。

しかたないから、話してあげる。

(笑)早く帰れば機嫌がいいし、遅くなれば、電話をかけてくる。何か私の好物を買ってきては、『○○あるぞ?』『食べないのか?』と、食べるまでしつこく言ってくる。私が大好きなアロエヨーグルトを、おねだりしようものなら、でかいのを3つも買ってくる。必死に私を写メの隠し撮りをたくらむ…そんな父だ。

そんな父とも、私は、昔、仲が悪かった。毎日ケンカばかり。そのたびに母から話し合いをしなさい!と叱られ、何度も話し合いをしてきた。そのおかげで今があると思う。母のおかげで、不器用な父の愛情を、きちんとうけとめられるようになれたのだ。


ST;『禁句』


久しぶりに母が父と買い物に行った時のことだ。

父は、もともと奇声を発するクセがあり、(どんなクセだよ…)いつもの習慣で、出掛け先でも母に何か言われて、抵抗手段として(?)『ち○こ!』『う○こ!』と叫んでしまったらしい。帰ってから、母は、当然、ブチギレ(笑)父に、ち○こ、う○こ、汚い言葉の禁止令をだした。次言ったら、離婚するとゆう条件付きだ(笑)それからとゆうもの、母に怒られる度に『き↑ん→く↓(禁句)き↑ん→く↓!』(発音注意)と言うようになった。本人としては、禁句の『ち○こ』だ、『う○こ』だが言えないもんだから、今できる精一杯の必死の抵抗だったように思う(笑)そのたび、我が家に笑いの神様が舞い降りたことは言うまでもない(笑)


ST;『単純粋』


父は、あ○のりが大好きだ。我が家では、よく、ひとつのテレビ番組を家族皆で囲ってみる。

しかし、父と恋愛ものは一緒にみれない。

隣に座れば、大惨事だ。

ラブラブなシーンがあろうものなら、興奮してポカポカ殴ってくるわ、さわぎたすわ〜もはや手がつけられない。

テレビやお話の世界に入り込んでしまう単純…純粋(?)な父なのだ。

しかし、[入り込む]とゆうことは、父にとって都合の良いことばかりではない。父はホラーやグロテスクな映画などは絶対にみない。みれないのだ。なぜなら、[入り込む]から(笑)父以外の家族皆でホラー映画をみようものなら、別の部屋で、お笑い番組にひとりツッコミを入れながら爆笑している。そんな父をたまに可愛いと思う。


ST;『無神経』


父は神経がいかれている(笑)父が、ちびっこキャンプのボランティアをした時のことである。

帰ってきて、翌朝、父の手はドラ○もんのようにパンパンに、赤紫にふくれあがっていたのだ。これは尋常じゃないだろうと、原因を聞けば、キャンプで薪割りをしたとのこと。原因は完全にそれだった。痛いか聞くと、痛くないらしい…(苦笑)いやいや、それはないだろ!と、病院に。結局…骨折だった。父の神経はいかれてるらしい(笑)


ST;『前世はゴリラ』


父はよく、踊る。

しかも、振り付けは、すべて父。

どのダンスも、『変なおじさん』をテーマにしている。(←私が勝手に決めた(笑))ゴリラみたいな動きだったり、びっくりしたような動きだったり…突然、意味もなく不思議なポーズをとったりする。しかも、ウケ狙いでなく、本能の動きだからびっくりする。たぶん、ゴリラあたりの動物かなんかの生まれ変わりなんぢゃないかと思う。


ST;『少しは気にして』


父は人の目を全く気にしない。人前で平気でお尻からガスを出す。寝癖でカラスの巣状態でも平気で外にでる。母に言われて、やっとブラシッシングするようになった今日この頃だ。しかし、未だにガス爆弾は直らず、一緒に居たら、他人のふりをする他ない。


ST;『メタボリック』


父の胃は鉄の胃だ。多少腐ってるものでも、へっちゃら。

私『え!?あれ食べたの!?すっごい前のだけど大丈夫(>д<;)?!』

母『大丈夫よ、お父さんだから』

私『確かに(-_-;)』

なんて会話は日常茶飯事(笑)

父は好き嫌いもないし、出されたものは、文句ひとつ言わずに食べ、絶対に残さない。しかも、かなりの早食い。5分もかからず、たいらげてしまう。父の口からマズイなんて言葉は聞いたことがない。だが、好物はあるらしく、ビール、焼酎、イカの塩辛と焼き鳥の皮だ。毎晩の楽しみなようで…。お腹も、ぽっこりビールっ腹だ。

私『まぢ妊娠3ヶ月かい(-_-;)』

父『6ヶ月(^O^)』

私『確かに(-_-;)』

父『メタボリック(^O^)』

そんな会話も日常茶飯事(笑)

メタボリックをさらけ出して、ポンポン叩き、皆に嫌がられて喜ぶ…それも父の楽しみなようだ(笑)



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[一言] おもろい(笑)もっと読みたいね。プププッ (*^m^)o==3
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