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ノイマン式小説の書き方

作者: エンゲブラ
掲載日:2026/06/12

ジョン・フォン・ノイマン。

言わずと知れた大天才。

原爆の開発にも関与した、日本にとっては苦い存在。

しかし、彼が優秀であったことは、いうまでもない。


そんな彼の思考スタイルは、徹底的な「効率化」であった。

まず、その問題における「不要な部分」を精査し、徹底的に思考コストをそぎ落とす。


その後、各工程を決め、一日一日、触る工程をひとつと決め、他のいっさいを無視する。


これを小説を書く作業に置き換えるのであれば、今日はアイデア出しだけをする日。プロット構成だけを考える日。登場人物だけを設定する日。細部は考えず、とにかく書き殴る日。細部を詰める日。推敲だけする日。e.t.cと分けてしまう。


一日脳を「そのことだけを考えるシステム」に単純化することにより、脳のコストを下げ、集中へと持っていく手法である。


アイデア出しの日には、おそらく複数のアイデアが生まれる。それらすべてを一作品につぎ込む必要はない。分けて短編にすればいい。


プロットは配列。どういった「見せ方」が、このアイデアでは映えるのかを考える。ここで生み出されたアイデアも、おそらく他作品で流用可能。


キャラクタを考える日。以下略。



―― こうやって考えてみると、意外に使えそうな手である気もしてくる。さて、実際のところはどうだろうか。


ひとまず重要なのは、自分が「何を書かないか」を決めることだろう。これは一見、「制約」のようにも思えるが、あくまでも「無駄を省く」ための作業であり、思考の道路の舗装とでも考えておくべきだろう。自分に「不向きなもの」を見つめるのも、作者としては大事な作業なのではないだろうか。

連載エッセイの方で載せようと書き始めたが、文字数が増えたので、短編で。


あと生成AIを使った画像の掲載は「AIの直接利用」とはならないらしい。画像は、みてみん経由での出力で、なろうの規約は、なろうで書かれている本文にのみ有効と運営からの回答があった。なので、AI画像を掲載しているのに「AIの直接利用」を設定していない作品に、異端者狩りをしているみなさんも、殴り込みをかけないようにご注意ください(余談が長いな)。


―― ちなみに本エッセイは、完全不使用である。


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