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異世界召喚! ちょっと進んだかもしれない移転

異世界に巻き込まれ召喚され、村の領主になった。引っ越しを進める。

村に戻り、伯爵家臣団の転職希望者組に会う。これも代官さんキャシーさんとケイティーさんに丸投げ。いい人雇っといてね。


そういえば、はじまりの村の城壁は全てそのままにしとけといわれてた。鬼か。


頭に来たから、城壁の中の溶岩はそのまま中身の土は少し抜いておく。見た目は変わんねえ。芯の木材も抜く。新しい村の材料に使おう。


俺の魔法は出すことはできるがしまうことはできない。大きなものは俺が動かし、後は獣人たちmの人海戦術で城壁を弱体化していく。奴ら引っ越しの準備が要らないからね。持ち物や家財道具がほぼない。


 ペラペラの石がスカスカの土に支えられた作り。今すぐは崩れないだろうけど、長持ちはしないなこれは。


 土塀も同様にゴッソリ土を減らし簡単に崩れるようにしておく。それと方々に穴あけて、魔物が出入りしやすいようにしておく。出た土で堀も埋め立てる。



 いい具合に、久しぶりに火トカゲが村に来た。引っ越し前なんでまだ荒らさせるわけにはいかないので溶岩で塀を作って閉じ込めておく。





 はじまりの村と新しい村を一日何往復もする おしくらまんじゅう状態でむさいおっさんと抱き合うの嫌だなあ。仕方ないか。


 何回か往復して学習した結果、俺が女性陣ほぼおばあさんたちに抱き着き、それを後ろから男性陣に抱き着いてもらう。人間族が団子になったら、上から体重の軽い獣人族に乗っかってもらう。鬼と天狗は重いので人の扱い。


 しかし家財道具がほとんどないなあ。貧しい村なんだよなと改めて確認した。転移できない物は獣人が警護して荷馬車隊に託す、

 

 荷馬車で10日なら歩けば元気な大人の足で20日だな。


 最悪、間に合わない場合は元気な人や獣人に後から追っかけてもらうことにして、途中から老人や子供を優先して運ぶ。


 そこで問題発生。


 陸路でいった代官さんが気が付いた。


「殿、小人数が行き来するなら今の砦で充分ですが、商人を「新しい村」まで呼び込んだり、来てもらえない場合はキッサ領の市まで買い付けに行かなくてはなりません。となると、砦を大拡張しないとなりません。毎回毎回殿のジャンプ頼みだと、万が一の時に。」



「ああ、スンマセン。俺、ジャンプできるから気が付きませんでした。

えっと、代官さんと、キャシーさんとケイティさん、単に拡張でいいすか?」


「あのう、今回の引っ越しの際の砦のことはわたしたちにはわかりませんが、村をそろそろ分けたほうがいい時期に来ているかもしれません。わたしたちがお助けしている領主の行政は、今の何倍でも統治できそうですが、村の自治という点では、もう限界に達している気がします。」


 キャシーさんが言うとケイティさんが補足する。


「村人から生まれた人よりもよそから新しく来た人のほうが数倍がいるという事態は、今までの村のやり方ではうまくいかないでしょう。この村が特別というわけでもなくどの村でもそうだと思います。


 わたくし思いますに、町の東西などに分けて村を作ることを考えていましたが、いわば宿場ごとに村を分けるのもよいのではないでしょうか?


 今は滅びてしまいましたが、昔の村も間隔をあけて存在していたわけですし。」


 うーん。タイプは違うが美人で聡明、結婚したら尻に敷かれそうだなあ。むふふふ。


「「 出過ぎた発言でしたでしょうか?」」


「え?あっ、スンマセン、感心してたんです。そうだよなあ。


 今の話、代官さんはどうお考えになります?」


 代官さんに話題をふってごまかす。ヤベー。オレ、変な顔してなかったかなあ。


「お嬢様たちがおっしゃるのがもっともだと考えます。この村が有名になったらしく今では数家族単位の移住者も増えました。新しく来た者たちを街道沿いに置けば、解決でしょう。」


「そうなの?」


「「「ご報告しております」」」


「スンマセン。

 じゃあそうして。


 で、俺は、砦を村にしてまわりに塀を建てればいいのね?」


「「「そうです。」」」


「スンマセン。今日すぐは無理として、じゃあ、ナンシーさん覚えといて。村の引っ越し終ったら砦。俺が忘れたら教えてね。」


「はい。」




◎ ◎ ◎   ◎ ◎ ◎   ◎ ◎ ◎




 引っ越しの細かな作業は続く。「新しい村」から始まりの村へ転移する方向は荷物少ないので、「新しい村」にあった荷馬車は始まりの村へ転移する時に戻しておく。


 結局全員転移するのに数日かかった。



 まだ、次の領主が来るまでには日にちがある。キッサ伯爵関係者には、キッサ領都まで、知り合いにお別れに行ってもらった。これから先はずいぶん遠くなるからね。



 俺は村に残った。刈り取ってない畑がもったいないので、持っていく。


 泥魔法で下の土から、がさっと掘って、そのまま「新しい村」へ。

 また、どさっと、「新しい村」の畑予定地に移して終わり。


 そこだけ土が多くなって高くなっちゃったけど仕方ないでしょう。

 農業用水は俺が無限に出せるから今や水はけのほうが重要になっちゃった。

 収穫後に村人の意見聞いて、嫌がられたら泥魔法でなおします。


 みんなの意見で、始まりの村の窪みに 「新しい村」の表土をもっていく、「新しい村」の穴が開いたところに、始まりの村の畑を持ってくる。


 うん、それなら簡単にできるしあとで土が減ったと言って怒られることはないだろう。だいたい、新しい村の土の塩抜くの最初っからやり直しはメンドクセーと思ってた


 新しい村の畑予定地をがさっと掘って、転移でもっていく。


 人も家財も土も運びおわった。


 いったん全員退避したら、閉じこめといた火トカゲを村に入れる。数日間行動の自由を奪われていた怪獣は弱るどころか盛んに威嚇している。


「いいぞいいいぞ、どんどん暴れろ。」


 村の施設のかなりを破壊してくれた。このまま火トカゲが去っちゃうと、村を荒らしたのが俺のせいにされかねないので、最後にはトカゲ君にお亡くなりになって頂いた。トカゲの屍肉狙いなのかかワイバーンまで久しぶりに飛んできたのでこれも成敗。


「これで火トカゲとワイバーン相討ちに見えるだろ。」


「シシシ、かなり無理があるシシ。」


「スンマセン。でも、聞かれたらそう言っておいてね。」



 住民が全然いないのも変なんで、ニコアさんと犬獣人、シシトウさんにはいてもらう。


「スンマセン、ニコアさん、ご都合的にトカゲとワイバーン来てくれたんで、むしろ助かった。


 ほかの住民は死んだり逃げたりしました。畑も枯れました、で押し切ってください。代官さんたち戻ってきたら合流して待ってください。


じゃあ。」


 後日、追ってくるそうなんで、荷馬車を一台残しておいた。



 いよいよ新しい村での暮らしが始まるかな???


お読みくださりありがとうございます。

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