異世界召喚! 土木工事2
異世界に巻き込まれ召喚され、村の領主になった。村を拡張した。
村を拡げてしばらくしたらまた手狭になってきたので、また再拡張っていうか新規開拓に取り組むことにした。
大人の足で15分くらい離れた隣に新しい村を作った。その名も新新郷。(しんしんごう)。
その時その時で増やしたはじまりの村は、いきなり人が増えすぎて、毎回毎回拡大してもすぐ手せまになるし、後から動かさなきゃなんないもんとか出てきた。
いろいろ面倒なので、最初から計画的に作ったほうが楽なのでそうする。あんまし遠いと村の外の他に作ったため池とかも使えなくなるし引っ越しが面倒だから近場に作った。
今のところ俺は土は出せるけど引っ込められない。飛ばすことはできるが、当然飛ばした先に残る。
というわけで水はけ考えて、今までの土地をちょっと下まで塩抜きして、地面にバーッと肥えた土をまく。まいた分の土だけ高くなる。
途中で気が付いたが、のの字形にして既存の土地を残し、新しい部分は巻貝みたいに成長していった方がよかったかな。でもなんかあったら、またさらに隣の空き地に作り直せばいいや。農地も荒れ地もあんまり変わらないから。
家財道具もみなほとんど持ってないので、すぐ近くへの移転なら簡単といえば簡単だ。魔物を警戒しなくていいなら山の近くがいいわけで 元のムラの山がわに新しい村を拓く。そっちの方がごくわずかだが高いので水はけも連動してごくわずかだがよいだろう。
まずは新しい井戸を掘って大まかな村の場所を決めた。それからそとに堀。最近は井戸掘りも慣れてきた。
ガタロウガジロウさんに適地を見つけてもらったら、水流ジェットで穴を掘るだけの簡単な仕事だ。弾き飛ばされた泥の穴に獣人と盗賊さんたちが石を埋めて井桁を作っていく。
今回も村を囲む土塀の芯に石、そして石張り。溶岩流し込んで見た目はほぼ岩山だ。
水やりの合間に少しずつやっていこう。
1辺を従来の2倍にしたので、面積は4倍になってるはず。
今までの村は残しておいて難民が増えたらそこへ来てもらう。森に向けて伸ばしているんだが、まだまだ森には到達しない。
西から、新新郷(新しい村)、新郷、始まりの村本郷(難民研修センター兼学校)が並ぶ。広場の横に三郷。周りは全部荒れ地、
遠慮がちに「水やりは私たちが起きる前にしてくださると、農作業がはかどります。」という人がいた。なるほどそうだ。
村人の暮らしを見ていると、夜は家に入って夜なべ仕事する人はする。月がないこの世界では、毎晩毎晩新月状態だ。明かりがもったいないから寝る人は早く寝る。明かりの油も俺が無償で提供してる。昼に治癒魔法で疲れ癒してるから多少の残業は余裕でできる。もっと根っこの体に染みついた生活リズム生活習慣で明かりもったいない派と働かないともったいない派に分かれているようだ。
明かりもったいない派こそもったいない気がするが、俺が来るまでは仕事もなくただ飢えていた連中だ。産業がすこしくらい発達してもまだまだ切り替えができないんだろう。
朝はそうはいかない。日の出のちょっと前にみな起きる。だから、さらにその前に水やりをやってくれというわけだ。
猫獣人たちは夜の活動が得意だ。夜明け前のまだ暗いうちに猫獣人たちに起こしてもらうことで話が付いた。俺は水やり終わったら二度寝すればいいわけだし。われながらいい領主さまだ。自己満足して風呂へ入る。。
鉄で作った試作品の風呂にお湯を入れる。つかるのは超絶気持ちいい。しばらく入っていても追い焚きしてるから冷めない。考えたら俺の入る風呂なら後からお湯を足したら問題ないと気が付いたが今更いいや。
何日もかかった村としては大プロジェクトの新新郷の開拓と引っ越し、試作五右衛門風呂、もろもろ大満足して寝た。
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