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5話side健二 久しぶりの混浴(?)

相変わらずの展開の遅さですが5話です。

ここで健二は最大の問題に直面します。

色々やっている内に外が暗くなってきた。

時計を見ると針は7時近くを指していた。


もうこんな時間か…無性に早く感じた。


そろそろ風呂に入らないとな

…ふ…風呂!?


本当に良いのか…?

なんか犯罪臭がするんだが、

流石にずっと入らない訳にはいかないか…


別に異性の身体だからどうのこうのじゃない、

ただ他人の…しかもこんな幼い体を見てしまったらもう元に戻れないではないか…罪悪感で

 最悪目をつぶって入れば…


すると母の美智子さんが部屋に入ってきた。

美智子「じゃあ真子ちゃん、お風呂入っちゃおうか」


…「入っちゃおうか」?なんて意味深な言葉なんだ…


俺は美智子さんに連れられ脱衣所へと行った。


美智子「よーし、バンザーイ♪」

本当に嫌な予感しかしない…


俺は美智子さんに従うがままに脱がされていく

でもそんな事を気にする余裕はなかった。

さっき美智子さんが言った言葉について考えていた。


「入っちゃおう」…まさか…

俺の予想が当たればこれは転生後、俺は最大の問題に直面する事となるが…

いや、この3年間の中では最大の問題だと思う


俺を完全に脱がし終えた後、美智子さんはおもむろに自分の服を脱がし始めた。


やっぱりだ…これは不味い、非常にまずいぞ…

 

 この人は一緒に入るつもりだ…


「ママ…」

一人で入るよ と言おうとしたが、

多分今まではずっと一緒に入ってきたんだろう。

ここで拒否なんかしたら怪しまれかねない、


美智子「なぁに真子ちゃん?」

「な…何でもないよ」

結局俺は何も言えず、覚悟を決めるしかなかった。


美智子さんに連れられ、浴室に入る。


…もう何も考えるな、素数を数えるんだ俺…

2,3,5,7,11,13,17………


ふぅ…どうにか髪は洗い終わったらしい、

それにしても長い、経験した事のない感覚だった…


美智子「次は体ね、はい背中出して~」


美智子さんは自分のを後回しにして俺を優先する。


俺は平静を装ってはいるが、心臓はバクバクだ

恐らく今の俺の顔は真っ赤だろう、


素数を数えるのって意外と落ち着く、

今の俺は素数パワーによって保たれている。


スポンジのくすぐったさに我慢し、なんとか乗り切る事が出来た。


…もう良い、さっさと慣れよう、心臓に悪い

俺は半ば開き直っていた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


素数が619まで行ったところでようやく入浴タイム終了、

俺は朝着てたパジャマに着替える。

何か…めちゃくちゃ疲れた。今日は早く寝よう。


歯ブラシは…多分ピンクのちっちゃいやつかな?

この子はピンクが大好きなようだ、

ランドセルの色も自分で選んだんだろう。


間接キス?そんなの気にしていたらやっていけませんよ?


歯磨き粉は青リンゴ味とミントのやつがある。

青リンゴの方は真子専用か、そっちにしよう。


…甘…

慣れない歯磨き粉の味に少しためらいつつ、

歯を磨いた俺はまだ入浴中の美智子さんに挨拶をする。


「おやすみなさい」

美智子「おやすみー、」


部屋に戻り、ベッドに寝転がった。

ゆっくり目をつぶる、俺は眠りについた。









…予告通り何とか1日目を終える事が出来ました。

多少強引ですが気にしないで下さい。



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