3話side真子 寿司に年齢は関係無いよね
外食シーンです。
そして真子はある疑問を抱きます。
私達は某回転寿司屋に着いた。
母「おっ空いてる、」
車を止め、店の中に入る。
店員「何名様で?」
母「3人で、」
店員「分かりました。じゃあ18番テーブルをご利用ください。」
18番テーブルへと向かった
私と妹の向かい側に母が座る。
母「何食べるか決まってる?夏子」
ぉおっと油断して聞き逃す所だった。
この妹の名前は夏子かぁ…
夏子「えーと……玉子とイクラ!」
母「健二は?」
やっぱりきた…食べたいものはあるんだけど…
「じゃあ…ツナが良い」
言えない…ウニとタコが食べたいなんて…
この年でそんなもの頼んだら怪しまれるのがオチですよ
母「ほら、玉子来たよ」
夏子「お兄ちゃん取って!」
夏子に玉子を取ってあげる。
夏子「ありがとう!」
無邪気に笑うこの子は本当に可愛い、
私も妹がいたらこんな感じだったのかな?
私はその後もイクラやツナ、玉子など子供が好きそうな寿司を食べた
妹はデザートへ突入した
私も7皿位食べたらお腹いっぱいになってしまった。
しばらくして母も食べ終わる。
会計も済ませて車に戻る
他人に奢ってもらった様な感じがして申し訳ない気持ちになる。
でも慣れていくしかないよね。
車の中で私はふとこんな事を思い付く
そもそも此処は何処だろう…
今まで考えてなかったけど、
窓に映る道や町並み全てが初めてみる光景
此処は全く知らない場所だと確信したから知りたくなった。
私は何処かに地名が書かれている看板がないか探した。
すると頭上に青い案内番が目に入る。
この市…知っている
私が前世で暮らしていた市の3つ程隣の市だった。
前世の自分の家とそんなに離れてない…
普通に電車で行ける距離だ!
…いや…そもそも今の世界に私「川嶋真子」は存在するの?
存在したとしても一体どうなっているの?
普通にその時の「私」が中身?
いや…それじゃあ「私」の意識がこの世に2つ存在している事に…
夏子「お兄ちゃん?何でずっと外見てるの?」
あ…そうだった、まだ車の中だった
「いや空って綺麗だなぁって思って!」
夏子「本当だあ…雲がわたあめみたいでおいしそう…」
ふぅ…何とかなった。
相変わらず夏子は純粋で可愛い。
そして車は高村さんの家…私達の家に着いた。
次回4話は就寝まで書きます。
展開遅くてすいません
二人の時間を合わせるため、文字数に差が出るかも知れませんが
そこは了承して下さい。