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22話side真子 家族旅行~動物園出発~

4か月も休止してしまい本当に申し訳ありませんっ!

書きたい文章をまとめるのが難しく先伸ばしにしていました…

遅くなりましたが22話真子sideです。

ピーッピーッピーッ  カチッ


朝…さぁて早く着替えて支度しよっと

今日は5月1日、世間はGWに入り学校も休み、

だけど現時刻は朝6時、何故こんなに早く目覚ましを掛けたかと言うと…



光秀«もう5月か…あっという間だな»


明美«…ねぇ二人共、何処か行きたい所とかある?»


夏子«どうぶつ園っ!!»


«えっと…僕も動物園!»


光秀«動物園か…よし、「明日」行くぞ!»


«うん…えぇっ!?»



こんな感じで今日は家族旅行、しかも泊まりがけの二日間…

旅館?ホテル?どちらにせよ外泊なんて修学旅行以来だしそう言う所って何かワクワクするし!


…動物園も久々で楽しみだけど正直そっちの方が楽しみで中々寝付けなかった…

で、その動物園の開園時間に合わせて出発するためこの時間に起きる様指示された。


「おはよー」


明美「おはよう」


光秀「おっす健二!…悪いんだが夏子を起こしにいってやってくれ!」


「はーい」


荷物その他諸々全部やってもらって何か申し訳ない…私は着替えるだけだったし

私は言われた通り夏子を起こすため、2階の両親の寝室へと足を運んだ

夏子の部屋にもちゃんと二段ベットがあるんだけれど今はまだ両親と一緒に寝ているらしい、


「おじゃましまーす…」


言う必要ないんだけどね


…スゥー……スゥー……


寝顔もやっぱり可愛い……って見とれている場合じゃないっ!


「夏子?朝だよ」


夏子を軽く揺らしながら目覚めを待つ、すると間もなく反応を示した。


夏子「うーん…あとちょっとぉ……」


体をくねらせ再び眠りにつこうとする、6時だから無理もないけど…

…奥の手を使おう…多少荒いけど


「早く起きないと動物園置いていっちゃうよ?」


夏子「えぇっやだ!?行く!」ガバッ


よし、起きた


急いで着替えを済ませた夏子は私と一緒に階段を降り、用意された朝食を食べに行った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夏子「すごいでっかい!」


光秀「ははっ、あれは高層ビルだ…って言っても分からないか

   それにしてもゴールデンウィークは何処も混んでんな~」


明美「あそこのコンビニで何か買いましょうか」


光秀「分かった!」


私達の車は6時半に動物園へ向かうべく出発した。

渋滞する高速道路を出て車は道沿いのコンビニの前に止まった。


光秀「何か買ってきて欲しい物あるか?」


夏子「アイスー」


明美「コーヒー牛乳と…適当に何かスナック菓子を一つお願い」


光秀「健二はどうする?」


「えーと…オレンジジュースで」


光秀「…よし、じゃあ行ってくる」


この時代、この身体になってからそろそろ1か月、自分も大分自然な受け答えが出来るになった


この前から電話していないけど…健二さん今何やっているんだろう

そう言えば…今までの出来事って向こうが前世同じ時期に体験した事なのかな?

そうだとしたらこの旅行も健二さんが実際に小一の5月1日、同じ様に行ったイベントのはず


この日私何やってたっけ……って思い出せる訳ないっ!


ガチャ


光秀「買ってきたぞ~、さてと…また出発だ!」


お父さんが帰ってきて車は再び目的地へ向けて動き出した。


動物園か…数年前に家族で一回行ったきりだしなぁ

どんな動物がいるのかあんまり覚えてないから分からないや


えぇ~と…パンダは王道でしょ?あとはゾウ、キリン、ライオンとか……カンガルーもいるかな?


…とそんな事を考えながら私は車外風景を眺めていた


光秀「あともうちょっとで着くぞー」


「はーい」


あともう少しで……ってあれ?この道って…

…もしかしてこれがデジャヴってやつ?何か通ったことがあるような…


…気のせいだって言う気がしない…行き先を確認してみよう


そう思っていた時、丁度良く赤になった信号の下に例の青い案内板を見つけた


カチカチ光るウィンカーは右…これで行き先が…


→『2km先△▲動物公園』


!!…まさか…これから行く動物園って…私が家族で行った動物園!?

本当にすいませんでした…

長期期間の休みに入ったのでこれからはもっと更新ペースが上がる……と思います


次回の話は早めに挙げたいと思います。

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