22話side健二 悪夢か…?
遅くなりました…22話です。
お待たせしてすいません…
ピピーッピピーッピ… カチッ
もう朝か、ふぁーあ…寝不足だな
今日は特に用意するものは無いよな…これで良いか
制服に着替え、バックを持って下に降りた俺は予め買っておいてあるパンを頬張る
…よし歯も磨いたし、準備は万全だな
「行ってきます」
明美「行ってらっしゃい」
2013年3月27日水曜日、今日は中学校最後の登校日である『離任式』が行われる
卒業生は8時40分までに体育館に集合し、終わったらすぐ下校だ
在校生である夏子は先に行って掃除やら飾りつけやら準備をするらしい
それにしてもあっついな…もう少しで3月も終わるし、冬服じゃ当然か…
いつ桜が咲いても可笑しくない
そう思いながら歩いていると後ろから声が掛かった
??「よっ健ちゃん久しぶり」
「達也久しぶり…でもないか、卒業してまだ2週間位だから」
達也「でも今まで毎日会っていた様なもんじゃん、だからさ」
達也は俺と幼馴染みで近所であるため、いつも登校途中で合流し、一緒に話す友達だ
…高校は別になってしまったが
達也「この制服着るのも今日が最後か~」
そうか…この制服もこれから着る必要がなくなるのか
「もうちっちゃいからな…高校行ってもさ、連絡取り合おうか」
達也「OK、暇があったらまたSE○Aワールド行こうぜ!」
「あぁ…って言うかもう着いたけどちょっと早すぎない?式開始まであと20分以上あるぞ」
達也「そうか…んじゃ適当に話して暇潰そうか」
離任式って卒業生が参加する必要無いような…と内心思いつつ俺等は体育館へと向かった
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校長「これで平成24年度離任式を閉じます。」
ワイワイ…ガヤガヤ…
離任式も終わり、他の在校生や卒業生が離任する先生と校門付近で写真などを撮っている中、
俺はこれまでの中学校生活を思いだしながら別れを告げた
達也「なんかさ、今年転任する先生ってあんまり思い入れ無い先生ばっかだったな~」
「まぁ下級生の担任とか顧問でも無かったし、関わりとかも少なかったからな…
達也、この後予定ある?無かったら12時半に…」
達也「あっごめん!今日この後彼女とカラオケ行く約束あるんだ…」
「へぇー……って彼女!?」
…聞き間違えてないよな
嘘だろ…あの達也に彼女なんて初耳なのだが
達也「あら?言ってなかったっけ…最近できたんだ、違う学校でね」
「言われてませんが…」
達也「…いや健ちゃんだってイケメンだしいつかは絶対作れるって!な?」
「そうか…」
フォローのつもりか…それ位じゃ俺の今受けたショックは拭えない
…あの10年以上の仲間に彼女が…相手は一体どんな…?
「その…相手の年はいくつ?」
達也「同い年の15歳、だから俺達と同じく中学校を卒業したばっかりだ」
なっ…同い年だと……最高じゃないか
なんなんだこの敗北感…いやまだその彼女の姿見てないし、俺はまだ負けてない!
達也「んじゃまた今度なー!」
「あ…あぁ……」
??『あっ…たーつん~~!!』
「…ん?」
うちのとは違う制服を着た同い年位の女性が手を振ってこっちに向かっている
髪はロングで小柄な体型をしていて可愛いな…いやそれより誰?
達也「お…おいちょっと何でここにいるんだ…!?」
??「たまたまたーつんが見えたから来ちゃった♪」
…この馴れ馴れしい様な間柄…二人はまさか…
「あの~達也さん?こちらの女性は一体…」
達也「あぁ…この際紹介するわ、この子は俺の彼女だ」
真子「初めまして、長嶋真子と申します。」ペコリ
…は?
「はあああぁあぁぁ!!???」
ァァアァァ…………
……………
ガバッ キョロキョロ
ここは真子の部屋……夢か、良かった様な良くない様な…
なんで夢って違和感なく見れるんだろうな…転生前の世界に戻って普通に過ごしていたもの
ハァ…ゴールデンウィークの朝から何て言う夢を見てしまったんだ…
今日は2003年5月1日土曜日、今日から水曜日までの連休だ
4月23日のあの日以来真子との連絡は取ってない、…あの様子じゃちょっと不安だが大丈夫だろう
さて…今日から5日間どう過ごすか考えるか
俺はパジャマから着替えるためにベットから立ち上がった…
フラッ
「……え?」
今回から6章スタートですが正直言って章分けはただ時期を分けたもので、
特に意味はありません。
これからも不定期更新になると思うのでどうかご了承を…




