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21話side健二 『真子』との初会話

180pt突破しました!21話です。


「…あなたは…長嶋…真子さんですか…?」


…言った…事情知らない人が聴いたら「は?」ってなるよな…普通、だって今俺が真子だから


…中々返事がなかなか来ないな…


「あ…あのー…」


『やっぱりっ!貴方は健二さんなんですね!!』


「!!?」ビクッ


『あぁ~良かったぁ……』


この返し…やっぱり電話の相手は真子!

やっぱりタイムスリップして入れ替わっていただけなんだ!

あぁ…本当に良かった…


…そう言えば何かイメージとキャラが全然違うな

口数が少ない大人しい子じゃ…


「…ちょっと質問良いですか?」


『は…はい!?』


俺は嬉しさから込み上げる高揚感を抑えながら尋ねた


「今…そっちの家に誰かいたりしますか?」


この会話聞かれていたら後々面倒だ、もちろん向こうも分かっているだろうが一応念のため…


『も…もちろんいません!両親も夏子ちゃんも遅くなるって事で…』


夏子…!…も居ないのか…とりあえず家族構成とかは変わってないんだな


『…こっちも手短に質問して良いですか?』


「はい、」


こんなよく分からない状況だ、俺は何でも答えるつもりでいた


『この現象…健二さん何か心当たりありますか…?』


「いえ、全く無いです。なのでよく分からないまま過ごしてきました……。」


そう、真子の体で飯食べて学校行って風呂入って…ってあぁ!


『…いつ此処に来た…』


「あの…すいません!」


『…えっ?』


「その…風呂とかでやむを得ず勝手に裸を…」


『ああぁ!そ…それはお互い様なので…』


分かってはいたが俺は謝らなくてはいけない気持ちでいっぱいだった

他人の裸覗く罪悪感…いや覗きじゃないが…


「そうですよね……ハハ」


ひとまず俺は愛想笑いで誤魔化した…本当に良いのか…?


『改めて…健二さんはいつここに来たのでしょうか…?』


まるでさっきのが無かったことに…配慮か、申し訳ないな…


「えーと…2013年3月20日の前日は何の変わりもなくいつも通り過ごし、次の日目が覚めたらこの世界にきて…」


俺は何の包みも隠さず転生した日の事を話した


『…やっぱり…私と同じだ…』


「…じゃあ真子さんも?」


『はい…私も3月20日の夜にいつも通りに寝て、朝起きたらその…健二さんの部屋にいました』


「…確かに同じですね…」

同じ時間に…って事はこれは偶然なんかじゃないな

これで益々分からなくなったな…


『…健二さん、今いくつですか…?』


いくつ?前世年齢で良いんだよな…


「15歳で最近中学校を卒業したばかりですが…」


『そう私も15で同い年!だからさ、お互い敬語無くさないかな?』


敬語無くすか…まぁ最初からこっちも同い年って分かってはいたんだけどなんかな…


「…分かった」


『うん!じゃあ早速健二さんの事で聞いても良い?』


「あ…あぁ」


う~んやっぱり想像していた真子と全然違うな…まぁ9年もあれば性格も変わるか

「俺」に関してか…最初だしどんな質問がくるんだ…?


『…誕生日いつ?』


「えっ?」


俺は予想外の質問につい声を出してしまった


「…1月23日」


『ありがとう!ずっと気になってて…ついでに私の誕生日は…』


俺も誕生日知らないと思ってるな…


「9月26日?」


『えぇ!?何で知ってるの!?』


「…カレンダーに書いてあったんだ、大体親って子供の誕生日印したりすると思って…」


『あっ……!いや何でもない、』


ん?何だこの反応…まぁいっか


『何か…私ばっかりで悪いけど…もう一つ良い?』


「こっちの方は気にしなくて良いからどんどん質問して大丈夫」


俺は向こうの方が聞きたいこと多そうなイメージを持ったため、そう催促した


『そ…そう?じゃあ…アレルギーとか持ってる?』


アレルギー…あ!忘れてた…


「あぁその…乳製品アレルギーなんだ、」


『やっぱり…か』


やっぱり…となると心当たりはあったらしいな…まぁ給食で牛乳出るから当然か

…となると今の俺はアレルギー無し?

じゃあ…ヨーグルトやチーズとかも普通に食べれる…

これって何かすごい事なんじゃ…体質が変わるって…


コツ…コツ…コツ


…!この階段を上る足音…もしかして…


『えーと…次は』


「ゴメン!悪いけど美智子さん帰ってきたから…!」


『え?えぇ!?お母さんが!?』


「本当にゴメン!…電話切るな…」ガチャッ


ガチャガチャ…


電話を切ったとほぼ同時にドアの鍵を開ける音が聞こえた…まさか聞こえてないよな?


美智子「ただいま~真子ちゃん♪」


「お…おかえりママ…」


美智子「は~い真子ちゃん、お菓子よ」


「…ありがとう…!」


…とりあえずは大丈夫らしい…電話の時間が短すぎたな…多分向こうも感じているだろう

俺は声の違いに遠慮して『俺』と言う一人称は使わなかった

この声で一人称『俺』だなんて使った方も聞く方も違和感どころの話じゃないからな…


…でも今回の電話でこの時代の俺の体にはちゃんと俺と同じく元の時代の真子がいる事は分かった


…今度機会があったら俺の方から電話をかけてじっくり話し合おう…


俺は美智子さんからもらったお菓子を持って部屋に戻り、状況メモに今日の事を追加した

次回は真子sideなのですが21話は基本会話中心なのでどうしても同じ内容になってしまいます…

一応次回で5章は終わりです。早くてすいません

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