2話side真子 三度目の入学式は小学校でした。
次、真子side行きます。
この様にこれからも交互に話を進めて行きます。
なので、好きな方の話だけ見るって言うのもありですよ？
何で……どうして…
ガラス程度じゃはっきりと分からないが、
自分が男の子になっている事は確認できる。
私はしばらくガラスの前で呆然としていた。
すると下から女の子が呼び掛ける。
？？？「お兄ちゃん？何で途中で止まってるの？
早く来て！」
ちょっと冷静になってみよう。
あの女の子の「お兄ちゃん」は多分私に言っていたんだろう
そしてこの男の子…今の自分の妹があの女の子だ、
気付くの遅っ！て思われてもしょうがない、
自分でも思ったからね
とりあえず下に降りる、
木の階段降りるのはなんか新鮮、
今まで家の中で階段を登り降りする機会なんて全く無かったものだから
見知らぬ女性がキッチンで洗い物してる、
？？？「ほら健二、早く食べちゃって
入学式遅れるわよ」
健二……恐らくこの子の名前だろう、
話し方や対応などでどうやらこの女性はこの子…今の私の母親だと思う
健二かぁ…漢字はどう当てるんだろう、
名字はまだ分からない
私はご飯と目玉焼きと牛乳と言う
いかにも朝食って感じの朝食を食べ終え、片す。
母親「じゃあ先車乗っててね、
私もすぐ行くから」
「母親」に従い、私と「妹」は先に家を出る
車に乗り込む前チラッと表札を見る
「高村」…これが私の第2の名字らしい
…と言うことはこの子のフルネームは「高村健二」となる
全くの別人だ、一体何処の子なのか？
何故私はこの子になってしまったのか？
考えても無駄だと理解しました。
母が乗り込む、そして発進
なるべく私はおとなしくしてた…が
それが裏目に出たらしい
母親「今日ちょっと静かねぇ、
何か合ったの？」
「！な…何でもないよ！ママ！！」
…焦った…しかし一息つく間もなく
母親「！ママだなんて……大丈夫？頭痛いとか無い…？」
…不味いどうやら呼び方を間違えたらしい
この子はいつもなんて呼んでたんだ？
お母さん？母上？お母様？
…後者2つは無いだろう、よって
「本当に何もおかしくないよお母さん」
母親「そう…なら良いけど」
とりあえずしのげた、
車は小学校に着いた。
近いなあ、5分も掛かってない
「市立山立小学校」
やっぱり聞いたこと無い
ちょっと小さいかな？
私の前世の小学校は500人以上の大きい学校だったから
もう既に「前世」となっているけど
これがまだ夢でないとは限らない
妹と母は先に会場の体育館へ向かう。
私は教室で先生の話を聞く、
説明を聞き終え、体育館の扉の前で並んで待機
「新入生の入場です。拍手でお迎え下さい。」
扉が開かれる。私達新入生は体育館の中へと入場していった。
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無事入学式も終え、解散となった。
私は体育館の前で待っている母と妹の所へ向かった。
母「お疲れ様、じゃあ何処か食べにいこうか？
そうねぇ…お寿司屋さんが良い？」
妹「わぁい！お寿司だぁ！」
マジですか…
寿司なんて食べるの何年ぶりだろ…
…って、園児に寿司のうまさ分かるの！？
私達は車に乗って外食しに向かった。
また入学式はしょりました。すいません。
次回の3話はとりあえず2話の続き的なものにしようと思っております。
