18話side健二 豊永家へGO♪
2000字初越えです!
今まで1000字前後だったのでここまで長文になったのは自分でも驚きです
愛花の家族出したかったのでちょっと欲張ってしまいました…
???「いらっしゃ~い、ささ上がって上がって」
愛花「真子ちゃーん!」
美智子さん「ありがと~、じゃあお邪魔しますね沙里奈さん♪」
4月17日土曜日、今日は豊永家…つまり愛花ちゃんの家へ家族二人でお邪魔する事となった
沙里奈さんはどうやら愛花ちゃんの母親らしい、
顔たちも似ていて愛花ちゃんをそのまま大人にさせた様なイメージ
「おじゃまします」
中は結構広いな…うちと同じ位か?
沙里奈「まぁ、真子ちゃんまた大きくなったね~」ナデナデ
「そ…そうかな?」
…頭を撫でられるが俺はもう多少の事は既に耐性がついた、何せ家で散々特訓したからな(指導者自覚なし)
ふっ…もう何が来ても動じない…
???「…あ!真子おねーちゃん!」
「っ!!?」ビクッ
居間らしき所から出てきたのは少年にも達してない幼い男の子…誰?
見た感じ3、4歳位か
美智子「あら翔くん!もうこんなに元気に走れる位成長したんですね~♪」
沙里奈「そうなの、今もう仮面○イダーに夢中で…」
翔くん…?この家にいるって事はまさか…愛花ちゃんの弟か?
そう言えばどことなく顔も似てるし、真子を知ってるって事は以前既に会っているってことか…
愛花「翔くんも一緒に遊ぶ?」
翔くん「うん遊ぶ!」
母親二人が談笑している中、俺は愛花ちゃんと翔くんに付いていく様に二階の部屋へ行った
これが愛花ちゃんの部屋か…やっぱり「女の子」の部屋だな…
ハ○ーキティの飾りが多いな…そう言えば筆箱もそうだった、好きなんだな
翔くん「ねぇねぇこれで遊ぼ!、ギュイーン!!」
翔くんは下から持ってきたらしい仮面ライ○ーキャラの人形を俺達に渡してきた
「ごめん翔くん、私仮面ラ○ダーよく分からないんだ…」
翔くん「えぇ~…へーんしん!」ガガガガ…シュピーン
変身ベルト…元気だな、俺もこんな時期があったのだろう
愛花「くっくっく…ブレイドよ、この私を倒せるかな?」シャキッ
翔くん「出たなアンデッド!ひっさつサンダースペイド!!」キュイーン
おぉ愛花ちゃんがノリ良い、…ってかこう言うの見ていたなんて以外だな…
なんと言うか…可愛い、見ていて和む
愛花「ねぇ真子ちゃんもやろーよ!」
翔くん「やろ!」
「え!?」
…いやマジで分かりませんよ?見た事ないし何が敵か誰が味方かすら
「えーと…」
愛花「分からないなら教えてあげるよ?」
うーんそういう問題じゃなくて羞恥心とかがな…子供と遊ぶ父親感覚にはなれないし
でも下手に断ったら気分悪くしそうだし…どうするか…そうだ!
「…ちょっと二人の闘いをずっと見てても良いかな?
かっこよくて見てる方も楽しくなるかも」
愛花「うん良いよ!」
翔くん「仮面○イダーはかっこいいよ、真子おねーちゃん!」
よし!自然な形で断れた…二人には悪いけど
それから俺は二人の仮○ライダー人形遊びを傍観者として見る事にした。
実際本当に見ていて楽しい、
愛花ちゃんの普段と違う一面が見れるし、第一に無邪気にじゃれ会う二人を見ているとなんか微笑ましいから飽きない
沙里奈「皆ーご飯出来たよ~!」
「「はーい!」」
沙里奈さんの昼食の合図が聞こえたため、俺達は一階のリビングへ向かった
「「いただきます!」」
沙里奈「どうぞ~」
そう言えば転生して初めて真子さん以外の料理を食べるな…
…やっぱり旨いな、いや美智子さんの料理も旨いけど美智子さんのとはまた違った感じだな
ざっくり言うと美智子さんのはさっぱりしていて沙里奈さんのはとろける様な旨さ…
…と感想を述べましたが、引っくるめて言えば、色々な家庭の味があるって事だ、
…まぁそれが言いたかっただけだが
「ご馳走様!」
沙里奈「真子ちゃん早いね~おかわりいる?」
「じゃあ…お願いします。」
沙里奈「毎度~」
…少し図々しいが俺はこの味を忘れない様、貰える物は貰っておけと言う教訓を守り、2杯目も完食した。
翔くん「ねぇ早く続きやろ!おねーちゃん!」
愛花「そうだね、真子ちゃんも来てね!」 ダダダ…
「…うん!ってあれ?」
もう既に二人は階段を掛け登って先に行った様だ
沙里奈「元気ですね~」
美智子「えぇ、本当に皆可愛いわ~♪」
俺は母親達の言葉を小耳に挟みながら二人の後を追っかける様に二階の愛花ちゃんの部屋へ向かった
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美智子「今日は色々とお世話になりました~」
沙里奈「いえいえとんでもない、真子ちゃんもまた来てね~」
「はい」
帰り際、どうやら服を何枚か譲り受けたらしい……俺の
愛花ちゃん「じゃあね~また学校で!」
翔くん「バイバーイ!」
「うん、また~」
今日は本当に楽しかった、学校以外は暇な毎日だったからな…
ちょっと飢えていたのかもしれない
美智子さん「真子ちゃん、今日は楽しかった?」
帰りの車の中、美智子さんが質問してきたので俺は当然こう答える
「うん、すごく楽しかったよ」
美智子「良かったわね~真子ちゃん♪今度は…うちに呼んじゃおう!
あと帰ったらこの貰った服、試しに着替えてみよっか♪」
「そうだね…え?」
やっぱりそうなるのか…
その夜、俺は案の定抵抗できず今回も美智子さんの着ぐるみ人形にされたのであった
実は既に20日の時点で20話はほぼ完成しております
書きたすぎてフライングしてしまいました…
やっぱ人物増えると自然に会話文が多くなりますね、
今回の文はそれで色々助けられました…




