16話side真子 壊れた秘密基地の形を残すために
皆さんのお陰で150pt突破しました!
最近アクセス数やユニークも増えて…気分上々↑↑でございます。
こんな僕の作品に評価くれた方…ありがとうございました!
ふぅ…だいぶ痒みが治まってきた…一体何だったんだろう
そうこうしている内に私達は秘密基地のある公園の前まで着いていた
圭祐「おさき!!」 ダッ
圭ちゃんは先に走りに行った、可愛いなぁ…
圭祐「あ…あぁーー!!!」
ん?何があったんだろう…
私は秘密基地がある圭ちゃんの所へ走り寄った…
…!!これは……
辺りに散らばった段ボール、秘密基地はもう原型を留めていなかった
私の足下には3人の名前が書かれた手書きの看板が落ちている
…まさか…昨日の風?
多少の雨風は防げる様にビニールテープでコーティングしたり
隣の木に縛りつけてがっちり固定したりと頑丈に工夫されていた
小学一年生でこんなに凝った工夫をしていて感心した部分もあった
…それなのに壊れてしまった…
私も昨日の時点で気が付けば何か対策は出来たかもしれなかったのに…
圭祐「…ヒグッ…う……うわああぁぁぁん…!」
圭ちゃんは泣き出してしまった、無理もないか…
汗水流してやっと完成させた努力の結晶がわずか4日で簡単に破壊されちゃったからね…
「ね…ねぇ圭ちゃん、また作ろうよ!ね?」
圭祐「やだぁ!も…もう作りたくない…!」
あぁ…完全に心折れちゃってる…無理強いはいけないか
こんな事になるなら写真にでも撮っておけば良かった…ゴメン
私は何故か申し訳ない気持ちでいっぱいになった
私は泣いている圭ちゃんを慰めながら家に送った
…たーつんにはどう説明しよう…同じ反応するかな…
「ただいま…」
返事がない…両親は仕事で夏子は多分幼稚園か…
誰もいない家の中、私は二階の部屋へ向かった
多分落ち込んでいるだろうな…私に何かできる事はないか…
もう過ぎてしまった事だしどうにもならないのは分かっている、
…でも何とか励ましてあげたいな…落ち込んでいる姿を見るのは気分悪いからね
…もう一回秘密基地を作り直すのは…
でも本人はもう作ってもまた壊れると言う意識が付いているかもしれない
それに今日既に断られたからもう一度提案するのはちょっとなぁ…
やっぱり形に残るものか……はっ!
ー写真にでも撮っておけば良かったー
…そうだ、写真ではないけど完全な時の絵を書いて渡せば少しは励みになるかも…
小さい頃から絵を描くのは好きだったし、得意な部類でもあった
…よし!
そう決心した私は家から厚紙と文具と下敷きを探し出し、あの公園へと向かった
…着いた…場所はここら辺で良いや
その公園で選んだ場所は秘密基地とそれを隠す様に並ぶ木々を見渡せるブランコ、
私はそこで実際の台風に壊された秘密基地を元に
記憶の中にある完全な秘密基地とその周りの風景を厚紙にデッサンしていく…
そしてそのまま私は1時間半、何度も手直しを重ねた
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はぁ…これ位で大丈夫かな?後は帰ってこの絵を複写して明日学校で二人に渡すだけだ
喜んで受け取ってもらえるか…
…最後にこれも持って帰ろう
私は完成した絵と三人の名前が書かれた手書き看板を抱え、再び家に戻った
16話完結です!
日常編では僕のやりたい事がまだまだありますよ…
次回は16.5話として真子sideの話を一本載せますので宜しくお願いします。




