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16話side健二 暇すぎる俺だがよその問題に口出す権利はない

16話です。

最近自分の文才のなさを時間経過を表すーーーで補っております。

決っっっして手抜きなどではありません!……お許しを…

愛花ちゃんを下ろした車は長嶋家があるアパートに着いた

そしていつも通りランドセルごと俺をおぶさる美智子さん…

やっぱり申し訳ないと言うより情けないな


カチャン

「ただいまー」

美智子「たっだいまー♪」


父親「おかえりなさい」


美智子さんは昨日の話が無かったかの様に朝からいつも通りだった


「えーと…はい」


俺は美智子さんに今日書いた連絡帳を渡した

字体で不審に思われないかどうか…少しハラハラしたが


美智子「まぁ!真子ちゃんしっかり書けて偉いね~♪」


…どうやら心配無かったようだ


俺は自分の部屋に戻り、ランドセルに明日の分の教科書を入れる

中学の頃は毎週予定表が配られて毎週違った教科だったが

小学校だと一年通して曜日ごとに決められてる

因みにその予定表はランドセルの内ポケットに収納されて一目で分かる

何か凄く懐かしいなぁ…

この感じを例えると…小さい頃に書いた絵を見つけた時みたいな


時間は…まだ1時半か、夕食の6時まであと4時間強あるな…


寝るには短いし…部屋の中も既に隅から隅まで調べ上げた


…そうだ、サイコロを使って何か暇を潰そう


俺はサイコロを投げてそれぞれ出た目を正の字で記録し、

それを1000回繰り返した上、最終的に多く出た順にランキングを作ると言う

シンプルかつ地味に時間がかかる遊び(?)を考え、実行する事にした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「「「いただきます」」」


あの暇潰しが思った以上に楽しく、2000回までやってしまった

どうでも良いが結果は4が一位、

そして終わった時に美智子さんが来て夕食の時間を告げてくれた


…人は暇すぎると何をやっても楽しく思えるんだな、

俺は悟った


父親「真子…ちょっと良いか?」


「何、パパ?」


食事開始から約10分、父親さんから話しかけられた俺は箸を一旦止める


父親「実はな…パパは明後日に仕事でカナダに行く事になったんだ」


…え!?帰ってきたばっかなのに…?はっ!


ー父親の愛情を知らずに成長しちゃうわ…ー


まさか…昨日の話はこれの事か…

素振り的に急用だったんだろう、

いくら海外単身赴任といえどこんなに家の滞在期間が短いはずがない


「…いつ帰ってくるの?」


父親「大丈夫だすぐに帰れる、それまで留守番任せたよ」


美智子「…分かった!真子ちゃん一緒にお留守番頑張ろ!」


…すぐ帰れるとは多分嘘だ、だったらあんな話しないはずだ

二人共気を使っちゃって…まぁこれは俺が口出す事じゃないか


「…うん頑張るよ!」


俺も納得した様に見せるため元気に返事をし、笑った

心が痛い…でもこれが一番の対応だろう


俺は自分の行動に傷心しつつ、夕食を食べ終え皿を片した

本編にあった暇潰しは僕が実際にやったことのある物です。

これが結構楽しく記録が好きな方はハマるかもしれません


それはさておき父親が単身赴任と言う事情はあくまで僕の想像です。

実際はどうなのか分からないのでそこら辺もスルーお願い致します。



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