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14.5話side健二 真夜中での傍聴

合計30話突破!ありがとうございます!


今回の話で転生後の休日編は終わりです。

次回からは学校授業編と言う僕のずっと書きたかった話に移ります。

やっと…ここまで来た…(涙)

や…やばい漏れる


真夜中、俺は尿意で目が覚めた。もう少しで12時か…


ビュオオォォ……

外は激しい風が吹き荒れ、窓がガタガタ鳴っている


それより高校生にもなって漏らしたりしたら洒落にならない…

俺はとりあえずトイレへ駆け込む


…何回かしてるけどこれだけは慣れないな…


出す度に毎回赤面してしまう…耐えろ俺!


ジャアァーー


水を流す、今回も無事終えたか…なんか情けなくなってくるな


俺はトイレも終え、再び寝ようとした時、

リビングの電気がついている事に気付いた。


まだ寝てないのか…声が聞こえる


「そんな急に…」


「本当に悪いと思ってる…だから」


「…どうしても時間をとれないの?」


やっぱり美智子さんと父親さんだ、何か真剣な話をしてるっぽいな…


とりあえず気付かれない様近付き、

しばらく二人の会話を聞く事にした。


美智子「やっぱり国内で出来る仕事に変えた方が…」


父親「それは…すまないが無理だ、これは給料も安定している、

   今更変えようと思ってももう…遅いんだ」


ん…なんかいつもの美智子さんじゃない…?

国内で出来る仕事に…?まさか…海外単身赴任か?

じゃあ美智子さんが迎えに行ってた場所は空港だったのか

確かにここら辺の空港となると…結構離れてんな

往復だから…あれだけの時間が掛かるのも納得か


美智子「…でも…あの子父親の愛情を知らずに成長しちゃうわ

    只でさえ一緒に過ごした時間が短いのに…

    もう小学生だし一家団らんの時間も必要だと思うの」


父親「俺もそれは分かってる…ただ…仕方のない事なんだ」


美智子「……そう…分かった」


……予想以上に重そうな話だった…

話の素振りだと俺がトイレで一回起きた事にも気付いてないっぽいな

推測するにこれは真子…つまり俺の話か?


ガタンッガガガ…

父親「…ちょっとコーヒー注いでくる」


!イスを引く音、マズイ、来る…見つかる!!


俺は足音を無くす様心掛けながら急いで部屋へ戻った

なんか…聞いてはいけない事を聞いた気分だ

まぁ実際聞いてはいけない会話だったが


…寝よう、

明日も学校があるし…はぁ…「小学校」か…


俺は憂鬱な気分になりながらも再び布団に潜り眠りについた

今回は少し短くてすいません、

14.5話と言うのは真子sideの話がないためです。

なので次話は普通に15話として投稿します。


最終回までまだまだ長くなりそうですが

この更新ペースでいけば…それでも1年以上は掛かりますね

一年以上も僕の小説に付き合ってくれる方なんていらっしゃるのか…


…と余談が過ぎましたがどうか次回からも宜しくです。

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