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11話side健二 長い長い1日が終わり

11話目です。遅くなってしまい申し訳ありません。

美智子「は~い着いた~~♪」


俺は早速部屋へ戻る

……疲れた、本当色々な意味で……


外はもう薄暗い、…と言うかまだ5時半?

最近随分と時が遅く感じるな……

転生してまだ2日目なのにもう何日も過ごした様な気がする…


ベッドで横になる、まだ少し抵抗はあるが


改めてこの現象について考えようとするがまず心辺りが見当たらない

…まぁ小学生に戻りたいとは思ったことあるけど…じゃあなんで他人?

これ以上考えても無駄か…神の気まぐれだと思えば

そしてしばらく何も考えずにただひたすら無気力に寝転がった


美智子「真子ちゃ~んご飯出来たわよ~」

「は~い」


俺は居間へと向かう、一連の動作は慣れてきた


「いただきまーす」


その掛け声とともに白米から頂く、なるべく綺麗に


美智子「ご飯食べ終わったら…お風呂入っちゃおうか!」

「~…!ゲホッゲホッ」


思わず味噌汁で蒸せてしまった、そりゃあ昨日の事がありますから


美智子「えっ…大丈夫!?苦しくない!?」


美智子さんが背中をさすってくれる、

なんか悪い事をした様な気分になってきた


「う…うん大丈夫だよ」

俺も演技上手くなってきた様な気がする


風呂…色々ありすぎて忘れていた、

せめて一緒に入るのだけは…でも断ったら多分怪しまれる……


ん…待てよ怪しまれずに拒否する方法……


「ねぇママ」

美智子「なぁに真子ちゃん?」


「もう小学生になったからお風呂一人で入ってみたいなぁ…なんて」


よし「小学生になった」事を口実にした得策、これでどうか…


美智子「あら偉い!…でも本当に一人で入れる?」

「うん、大丈夫だから」


手応えあり、答えは……


美智子「う~ん、分かった!」

よしいった!これで…


美智子「じゃあ体洗ったらママを呼んでね」

…何ぞと………

…どうやら「一人で入りたい」は「一人で自分の頭や体を洗いたい」、

そう解釈された様だ


俺の中の小さな光が失われた様な感じがした。


「ごちそう様でした。」

後半はもう味を感じる余裕がなく風呂の事が思考を巡っていた。


ーーーーーーーーーーーーーー


「マ…ママ~洗い終わったよ~」

自分で言って物凄くこっ恥ずかしい、

穴があったら入りたいとは今の俺の事を指すんだなと思った


流石に二日目は昨日より抵抗はなく、

スムーズに洗い終えた俺は美智子さんを呼んだ

たのまれたため呼ばなくてはならない


間もなくして美智子さんが入ってきた、

あの言葉によって昨日よりは大分状況は良くなったが

やはり緊張は和らがない。


美智子「一人で出来た?偉いわぁ真子ちゃん」


前から思っていたのだがこの人は「真子」を子供と見すぎている様な気がする

これは小学生じゃなくて園児への扱いだ

…まぁ今の自分自身は小学生にも見えないが


湯船に浸かる、目の前の光景は何も考えない、平然としてろ俺……


美智子「…顔真っ赤だけど大丈夫?熱くない?」

「!だ…大丈夫だよ!」


動揺していた、これは早めに出ないと俺の精神がヤバい


「もう出るね!」

そう言い俺は浴室から出た、何とか美智子さんが湯船に入る前に


今日もさっさと寝よう、何もする事なんてないし


パジャマに着替え、ピンクの歯ブラシで歯磨きを行う、

…まだ9時前か…本当に長い一日だった


「おやすみなさい」

美智子「おやすみ~♪」


まだ入浴中の美智子さんに挨拶をしてから部屋に行く

ベッドで横になり毛布をかけ静かに目蓋を閉じた

今回文字数がいつもより多くなってしまいました。

…自分自身展開の遅さには呆れる程分かっております。

受験勉強やら何やらで更新ペースがめちゃくちゃ遅くてすいません…

次回投稿もいつになるか分かりませんが早めに更新できる事を願います。


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