1話side真子 起きたら男の子でした。
予告通り第1話の真子sideやります。
多少の文章の間違いはお見逃し下さい。
ピーッピーッピーッ
目覚まし時計がなり響く、その音で私は目覚める。
音が違かった様な気がするけど…
そもそも目覚ましなんかかけたっけ?
ちょっと遅れましたが私は川嶋 真子15歳(♀)
4月から公立の高校に通う予定です。
本題へ、私は目覚まし時計を止める。
その時間を見て私は驚愕した。
「え…7時!?」
今日予定なんか何もないはず…何でこんな時間に目覚ましセットしたんだろう…
…ちょっとタンマ。
今声が変じゃなかった?
「あーあーあいうえお」
やっぱり可笑しい、なんと言うか…声変わり前の男の子っぽい、
昨日なんかやったかなぁ…?
今思ったんだけど今私が寝てるのってもしかして…2段ベッド?
天井までこんなに近いし…あれ?知らない天井だ…
…っと私の髪が無い!?
こんなショートカットあり得ない、寝る前までは普通に伸ばし続けた長い髪だったはずなのに…
いよいよ混乱してきた。
とりあえず私は2段ベッドから降りる。
外を見るといつもより地面が近い、
まさか!ここって憧れてた一軒家?
ちゃんと部屋一つ一つが区切られてるし2階建て、私の望んだ家だ。
なんでそんなところで寝たんだろ?
私は部屋を見渡す。
新調された勉強机と色々な玩具とかが入った戸棚、
随分と男の子っぽい部屋だなぁ
…ここ誰の部屋?なんで私は知らない部屋にいるの?
やばい、今の状況が全く掴めない。
目線も妙に低いし……
すると何処からか足音が聞こえた。誰だろう?
そしてその後、部屋の戸が勢いよく開けられた。
???「お兄ちゃん起きて!入学式だよ!」
…は?「お兄ちゃん」?
確かにこの3.4歳程の女の子は言った。
???「ママー!お兄ちゃん起きてた!」
さっきからこの子は何を言っているの?そもそも誰?
入学式はまだ先だと思うけど……
すると一階から女性の声が聞こえた。
???「建二ー?早く下に降りてー、今日から小学生でしょ?」
…「小学生」ですと?
私が可笑しいのか?
私はつい3日前、中学の卒業式を迎えたはずですが…
???「お兄ちゃん早く!」
私は女の子に連れられ下に降りた。
階段の途中にあるガラスを見て私は目を疑った。
映っていたのは私ではなく小さな男の子だった。
次回、入学式へと行きます。
これからどんな展開にして行きたいかリクエストのある方は
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